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2014年7月31日

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パイクスピークでのレースから昨日でちょうど一カ月。昨夜は東京上野の焼き肉屋さんで、2輪チームが集まっての打ち上げがありました。
午後8時スタートで、ちょっと遅れて入って、いっぱい肉食って、いっぱい酒飲んで、いっぱい笑って、「また来年もこの面子で会いたいよなー」とか言い合ってる光景がほんと楽しくて、調子にのって二次会に流れて飲んでたら午前3時半。道理で途中から「なんか眠いな-」って思ってたわけですよ。そりゃ眠いわ。

考えてみれば、アメリカに向けて発つ前は、(Clubman誌時代からの付き合いである)伊丹さん山下さんの2人しか知己がいない状態でした。なので、そこを頼りすぎて迷惑かけないようにしなきゃなーとか、なんせオレは人見知りくんだからなーとか、なんか色んな不安を抱えていた覚えがあります。
それがたった1カ月、ずいぶん知り合いが増えたものです。それもゲラゲラ笑いあえるような。

別チームだった人もこうして仲間扱いしてくれて、みんなで行こうぜーまた騒ごうぜーと海を越えた先でも戻ったこっちでもワイワイできるんですから、ほんと楽しい!そのひと言。

打ち上げには、レースチームだけじゃなくてプレス関係の人も来ていました。
来年行くかどうかは正直悩んでる部分もあったんですけど、そういう先輩プレスの人に「遊びじゃなくて採算ライン考えてレース場入りしてたりするか?」とか、色々と率直に質問させてもらって、腹の中のためらいを解消させてもらって、おかげでもうすっかり「来年も行くぜパイクスピーク」モードになってたり。どういう立場で行くかはまだ検討中ながら、また、こうやってみんなで酒を飲み交わす場にいることは、多分まちがいないと思ってます。

そういえば、この席で伊丹さんにライダースクラブの最新号をもらいました。自分で買おうと本屋回ったら置いてなかったもんで、「置いてねー」ってFacebookでわめいてたら持ってきてくれた。ありがとうございます。

この最新号には、出走した伊丹さん自身の手による決勝レースレポが載ってます。さすがに真面目で、レースの機微がよくわかる。メカニックさんの活躍に言及してあるってコメントしてる人がいたから、それが気になって読んでみたくなったんですけど、開いてみたら自分の写真も入っててびっくりした。そういやこんな記念撮影したなーとか思いつつ、一字一字読みました。

あの場にはけっこう雑多な面子が集まってわいわいやってたんだけど、それを伊丹さんがどう捉えてたかというのも見える記事になっています。
これは、すごくいい記念だなあ。ちゃんと保管しとこう。
是非、書店で手にとってみてください。

で、夜が明けて家に帰ったら、明日発売のBikeJINも届いてました。

こっちには、私担当のコラムページでパイクスピークの記事を書いてます。
パイスクピークについては、どうせ他の人がちゃんとした記事書いてるだろうからなーと思ったので、かなりくだらない裏話に終始した、かなりくだらない記事になってます。でも予想した通り、自分担当ページの2個前で、多聞さんがちゃんとした観戦記書いてた。ビンゴだ。

なので上記の2冊を読み比べていただけますと、「ライダー自身によるキリリと感動もののレース記録」「パイスクピークのレース文化を含めバイクジャーナリストさん側の目で捉えたレース記事」「お前何しに行ってたのよという超くだらない与太話」という、同じレースでも見る人が違えばずいぶん見てるものも違うなあと呆れかえる...じゃなかった、複数の視点で楽しめる記事になってると思いますので、是非こちらも書店で手にとってみていただければ幸いです。

2014年7月28日

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アメリカ滞在中は、日本でSIMフリーiPhone5Sを買って持ち込み、それに現地のAT&T社製 SIMカードを挿して使ってました。30日間使い放題プランで、データ通信の上限が2GBである以外は、国内通話もテキストメッセージのやり取りも、すべて無制限というプランです。確か$60だったかな。
最初はSIMカード代別途だと思ってたんですけど、AT&Tのショップでアクティベーションしてもらった時に、前述の$60からSIMカード代が差し引かれていたので、込み込み料金らしいです。

AT&Tの電波は、感覚的には「インターステート(日本でいう東名高速とか、ああいった大動脈)沿いの街ならまず間違いなく入るんだけど、それを外れたらダメ」って感じ。
レース期間中に訪れたデンバーやコロラドスプリングスはもちろんOK。ベガスやフラッグスタッフ、セドナ、その他インターステート40号とほぼ並行して走ってるルート66沿いの町なんかも、かなり小さいへんぴなとこだろうが大丈夫。
ところがグランドキャニオンに行こうとして、インターステートを離れて北上したらもうアウト。電波が弱いとかじゃなくて、完全に圏外。
しかもイラスト上方にあるPage(ペイジ)って街なんかは、けっこうな観光地で設備も色々整ってそうなのにアウトでした。
だから、街の規模によらず、とにかくインターステートのあるなしなんだと思います。

ちなみにSoftbankのSIMに差し替えると、そこで拾える電波の一覧を見ることができるんですよ。それで確認した限りだと、Verizonならそこそこ田舎でも拾える感じでした。そういやパイクスピークの山頂でも、AT&Tはアンテナ立ってるけどうまく通信できないのに対して、Verizonのモバイルルーターはちゃんと電波飛んでた気がする。
でもSIMの単体売りがないんですよね確かVerizonって。

そんなわけで手持ちのiPhoneは、再びインターステート沿いの街に戻るまでの4日間、完全に圏外を示したまま、まったくの役立たずになってました。8日間のツーリングだったから、ほぼ半分がケータイ不通期間だったことになります。うーん。

現地モーテルの予約は、ほぼiPhoneに頼り切りだったので、この「iPhoneが使えない期間」というのはかなり不便でした。
グランドキャニオンあたりを攻めてた頃は、もうだいぶアメリカに慣れていたので、「iPhone使えないなら、現地で一件ずつ回って安いとこに飛び込めばいいや」って開き直りはきく状態だったんですけども、それだと当然割引がないんですよね。おかげで随分モーテル代がかさむことに。アメリカの独立記念日と重なってたのもあって、余計にえらい高い宿ばかりになってました。
このへんは、もう少し計画的に事を進めるべきところだったなと反省すべき点であります。

あと意外に電話機能は一切使わなかった。

というのも、これで誰とでも連絡取るのバッチリだぜ!とか思ってたら、日本からの知り合いはみんな日本の電話機をそのまま持ち込んでて国際ローミングで済ませちゃってたので、現地の電話番号持っててもぜんぜん意味なかったんですよね。
データ通信については、モバイルルーターで済ませてる人が多いみたいでした。

現地SIMいいんだけどなあ。充電管理もiPhone1台で済むし、安価だし。

もし来年も行くことになったとしたら、なんとかVerizonのSIMを入手する方法がないか検討したいと思ってます。

2014年7月25日

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レース期間中に好んで行ってたステーキハウス以外は、たいてい「酷い」といっていいほどおいしいものがなかったので、これは日本に帰ったら何でもおいしすぎて大感動だろうなーと思ってたんです。米はもちろん、みそ汁もいいなー、うどんもいいなー、そばもいいぞー、何よりラーメンだ!ってな感じで。

ところが帰国してみて、いざ食してみると、なにもかもが柔らかくてなんか気持ち悪い。おかゆ食ってるみたい。
それでいて、味はしっかりついてるので、なんか「うーん」と。

アメリカ滞在中は、どこへ行ってもやたらと量が多いので、先に挙げたステーキハウス以外は、あまり外食を好まずに、コンビニやスーパーでちょっとしたサンドイッチなんかをつまむのが常でした。味付けはたいていシンプルなんですけど、やたら塩っからくて、それも辟易した点です。
そのせいもあってレース終了後、ソロツーリングに移行してからは、もう完全に飯は後回し。水分水分とにかく水分と熱中症予防に水分とってたら腹が空かないのもあって、せいぜい野菜ジュースで腹をふくらます程度にして走りまわってました。

ところが、これで3~4日過ごすと、「睡眠もじゅうぶんとったし、水分もじゅうぶんとってる。でも体が動かない。なんだこれ?」と頭の中がハテナマーク状態でいっぱいになるほど、どうにもぐったり体が重くて動けなくなって、まだ午前中にも関わらず目的地入り口のベンチで延々と寝込むはめに。

ひょっとして...飯?

今から思えば、完全にアリゾナとネバダの気候に負けちゃってたんだと思います。

そう思い当たって通り道のデニーズに飛び込み、レース期間中に何度か食しては「このミートボールが塩っからいし、無駄にボリュームがあっていらないんだよ」とか悪態をついてたミートボールスパゲティを注文してペロリとたいらげ、「ミートボールうっっっっっっっっっっっめえええええええええええ」とか心の中で叫びながら一休み...したら、めっちゃくちゃ元気になりました。

塩分大事なんだ!
肉食ってないとダメなんだ!

そっからはもう、3度の食事はきちんと採って、この気候に負けないためにはとにかく肉だ!塩だ!じゃないと闘えないぞ!みたいな感じでエネルギー大爆発ですよ。んでもってまた特徴的な岩山とか、エネルギーをぶつける先に困らないものがアチコチにあって楽しいんですよねアメリカ。

...なので、なんか日本食に対しては、味がどうとか盛りつけがどうとかよりも、こう...なんかこう...「これじゃ闘えない」みたいな物足りなさが。
何と闘うんだって話なんですけどね。

そういえば昔韓国で一週間ほど仕事してきた時も、その後一カ月くらいはなんでもタバスコまみれにしないと飯が食えなくなってたっけかなあ。

2014年7月24日

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今回アメリカ旅行へ出るにあたっては、ドル預金用にシティバンクで口座を開き、その口座手数料がかからなくなるようシティバンクカードを作りました。金色のやつ。
シティバンクカードは還元率もいいし(1.2%くらいかな)、金色だから海外旅行保険もついてるし、向こうでモーテルの予約に使うつもりだったHotels.comの10%割引もついてるし、それでいて年会費かかんないしで、今回の旅に最適だったんです。

いずれはメインカードにするつもりですが、とりあえずは今回の旅専用にして、事前準備の決済とかも全部これに集中させておくことで、旅の支出明細が自動的にできあがる計画でした。んで、その明細があがってきたことで、今回の旅の総支出額がわかっちゃいましたよと。

手持ちのドル現金にした分が7万円。
先月のカード引き落とし金額が30万円。
そして今月あがってきた明細の総額が33万円。

というわけで約70万円。あー、こんぐらいになっちゃうだろうなあと思ってた金額にズバリ一致。

内訳を見ると、
旅行準備としてSIMフリーのiPhone買ったり、トレッキングブーツや旅行バッグなど色々買い込んでたので、それがざっくり20万円。
成田→デンバー→ベガス→成田の周遊航空券が約12万円。
8日間のバイクレンタル代金16万円。
3日間のレンタカー代金3万円。

残りの19万円が、ガソリン代だったり、15日間の宿代(25日の旅程中レース期間にあたる10日間は宿代がかかってない)だったり、飯代だったり、なんかもろもろ使い込んでった金額って感じですね。意外と多い...かな。途中途中で、たっかいモーテルに泊まらざるを得ない時があったので、そこが嵩んじゃってる感じ。でもツーリング中なんか飯はほっとんど食ってないんだけどなあ...。

裏を返せば、レースの応援に行くだけだったら、あんましお金かかんないねってことでもあるんですよね。
事前準備はもう翌年以降必要ないし、バイクレンタル代も発生しない、ベガスへの移動もない、となると、航空券が10万程度で、宿代無料(ただし寝袋)、現地でのお金はレース期間中3万程度しか使ってないので...13万円でおつりがくる?安いな!ほんとに?
なんか怪しいから、後でちゃんと宿代とガス代の総額はじき出して確認しよう...。

あと今回の旅にあたって、各社からお借りした機材のインプレなどを。

まず絵描き作業になくてはならなかったCintiq Companionですが、これについてはマイナビニュースのワコムカテゴリ内で『出かけよう、そして描こうinアメリカ』と題してショートレビューを短期連載しております。旅の中で気づいた使用感とか、もうちょいこうだったらなあという点とか、そういう点をちょこちょこ描いてて、たぶんあと4回くらい続く予定。
その後で、さらにもう少しちゃんとしたレビュー記事を寄稿する予定でもありますので、こちらは掲載時点でまたお知らせするようにしたいと思います。

というわけで次。
株式会社バッファローさんにお借りしたポータブルHDD。耐衝撃をうたうUSB3.0接続のポータブルHDD 1TBモデル(HD-PNF1.0U3-BB)です。

用途としては、デジカメ画像とGoPro撮影動画のバックアップ。特にGoProの動画はサイズが嵩むので、これがないとどうにもまわしようがありません。

「耐衝撃」という言葉を信じて、旅の間は終始雑に扱いました。

普段の収納はメインバッグの隅についてたメッシュ状の小物入れで、そこになんの防護措置も施さず本体をストンと放り込むのが常。本体がほどよくすべすべなプラ製なので、ぎちぎちに荷物が詰まったバッグであっても、バッグ隅の隙間にグリグリーっと押し込んだら入ってってくれるんですよね。

その状態で、ハーレーの後部座席にゴム紐でバッグをぎちぎちに括り付け、ほぼ1日中荒野を走ります。路面は日本みたいに整ってないので、バイクの振動に加えて路面からの突き上げもドンドンとくる状態。日中は暑さでバッグの中の水が「ちょっと冷ました熱湯」くらいにまでなりますし(ちなみに汗は出ません。出るそばから乾いてしまうので、出たことが認識できないのです)、日が暮れたり雨になると、逆に寒い寒いと連呼しながら走る、そんな環境でした。

で結果として、これにとっておいたバックアップデータは一切何も問題なし。
しかも、自宅に帰ってからデスクトップのUSB3.0ポートにつないで吸い出したら、まあ転送速度が速いこと。
本体サイズも小さく、動作中もほぼ無音と言って良い静けさ...めっちゃいいですねこれ。
(ちなみに横に置いてあるケムール人指人形さんは、サイズ比較のためですあしからず。)

出発前よりも値段がこなれてきてるようなので、次のツーリング前あたりにでも、自腹で購入してGoPro用に常備したいと思っています。

あともう1個お借りしていたのが小型のWiFiルーター『AirStation WMR-433』。

(横に置いてあるケムール人指人形さんは、サイズ比較のためで以下同文)

こちらは電波法の関係で残念ながら今回の旅には持っていけませんでした。
アメリカ滞在中は、多くのモーテルが無線LANに対応しており、仮にない場合は「一切のインターネット接続が不可」というのがほとんどだったので、持って行ったとしても、あまり活躍の場はなかったように思えます。

ただ、サイズ的にやっぱり荷物の端に忍ばせておいても邪魔にはならなかったなーというのが実感としてひとつ。そして、レアケースではあったけれども、25日間の中で2軒は「有線LANもある」という宿があったことから、「持って行けてたとしたら、やっぱり荷物の隅に押し込んどいても意味なくはない」というのが自分の中の印象です。

モーテルの無線LANって、えっらい遅いのが普通なんですよ。それも、根元で帯域を絞ってあるんじゃなくて、単に電波環境がよくないだけという印象が強いですから、有線LANが使えればこのルーターを使って改善できた可能性は高いと思ってます。

2014年7月22日

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なんか、ぼけー......っとしちゃうんですよね。

とはいえ、いつまでもそんなこと言ってらんないので、粛々と急ぎの原稿を片付けつつ、平常運転へと戻りつつあります。

とりあえずかっちり終わらせなきゃいけなかったのがこのまんが。

『きたみりゅうじのブルルンバイク日記 ~PPIHCとRoute66 Touring編~』

本日16話目を更新しまして、無事レース編が完結となりました。
本当ならベガス以降のツーリング編も描きたかったところですが、ちょっとその余力が取れそうにないので一旦終了。

今回行動をともにしていた山下さんによるこちらの記事もあわせて読んでもらえると、よりレースの空気が伝わるのではないかと思います。
『パイクスピーク決勝レポート日本人ライダー全員完走』

しかしあれですね、noteは金になんないですね!あまりにお金になんないから笑っちゃうくらいのレベルで金になんないものでした。今回これだけ描いたけど、普段自分が受けてる4コマ1本分のギャラにもなんなかった。ぎゃふん。

そういうことを知るための実験でもあったので、「だから失敗-」とかいう気持ちはなく、ただ「ふむそういうものか」と事実を淡々と受け止めてます。でもまー、noteに描く意味は、今後自分にとってはもうないかなあ。

ただこのまんが自体は、伊丹さんや山下さんが更新のたびにFacebookでシェアしてくれたおかげで、パイクスピークの地ではかなり自分の名刺代わりとして活躍してくれてました。「ああ、あのまんがの人?」と、色んなとこで認知してもらえてた。
まったく、背中を押してくれるわ、宣伝してくれちゃうわ、ほんとお二人には足を向けて寝られない(気分)です。

そういや「これで伊丹さんの宣伝にちょっとでもなればいいなあ」という意味も込めて描いてたまんがだったはずなんですけど、そのへんの効果はどうだったんだろ。
バイクやレースに興味のなかった人が、1人でも今回のこれで「ちょっとおもしろそう」と変化してくれていたらうれしいです。

プロフィール

著者近影
きたみりゅうじ

もとプログラマで、現フリーのライター兼イラストレーター兼まんが家…とかいう、よくわからない肩書きにて世の中を徘徊中です。

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