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カルビひと皿380円からのジャンプアップ

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昨年末からお互いの都合があわなくて、打ち上げ兼忘年会のはずが伸びに伸びてここまで来ちゃってた、とある版元さんとの飲み会が先週末にありました。担当さんと、デザイナーさんという、ともにいっつもお世話になってるお二方に囲まれての席でした。

これが、叙々苑という焼き肉屋さんだったんです。知る人ぞ知る、高級焼き肉店でありますよ。
それで、「上限なしでどぞ」なんて言ってくださる担当さんの声に甘えて、特選肉もひと皿だけ食べさせてもらったりなんかしたんです。ひと皿に薄切り肉2枚で5,000円。注文時に声が震えて、肉が来て、さっと焼いて、口の中でとろけるお肉に、さらに輪をかけてぷるぷる震えが止まりませんでした。

昔々、拙著『新卒はツラいよ!』という本に出てくるイワタニ先輩といつも飲みに行ってた焼き肉屋さんは、「カルビひと皿380円~」が売りの店でした。いっつもいっつもそこに行ってて、それでもじゅうぶんおいしいと思ってたんだけど、ある日イワタニさんが、会社の人に叙々苑へ連れてってもらったことがあったんです。

その翌日。

「キタミ、叙々苑って知ってるか? 肉がな、溶けるんだぞ? 肉のくせして口の中でとろとろ~んと溶けてくんだぞ? こんなでな、こんなサイズで2万円もするんだぞ? 2万円の肉食っちゃったんだぞ?」
…なんてことを、それこそ溶けそうな恍惚とした顔で言うわけですよ。

叙々苑なんて店は知りませんでしたし、肉が溶けるなんてことも知りませんでした。
でも、それから私の中では「いつかは叙々苑」と、それが憧れの象徴みたいになって年を重ねてきたのでした。

あれから10…えーと、12年かな?

そのお肉を、とうとう口にすることができたんです。
なんかもうそれだけで、「オレ、とうとう出世したよ! オレ、やってやったよ!」と叫びたい気分になりました。ああ、おいしかった。本当に溶けるんだもん。おいしかったなぁ。

まぁ、本当に出世というには、自分のフトコロでこういうとこに食べに行くようになってこそ…なんでしょうけどね。うん、無理。そんな無茶は言っちゃダメ。

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コメント (3)

家族に言っちゃ駄目ですよ。
連れてけ!orお父さんだけずるーい、って言われますから。

TK:

先生。叙々苑にはさらに上がありますよ。西麻布の叙々苑の幽玄亭。今度はこちらを目標にされてはいかがですか?

さ、さ、さらに上の世界があるですか!!??
それはもう恐れおおくてダメです。そんなん食べたら、バチがあたります(T-T;

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2008年3月10日 20:26に投稿されたエントリーのページです。

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