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麻紐とペンタブレット

090903.jpg
あいもかわらずカンヅメ作業中です。
Cintiq21UXで使ってるデジタイザペンから、ボタンとグリップゴムを取っ払って麻紐を巻いてみました。

どうもWACOMのペンはグリップ部のゴムがぬるりと滑りやすくて、好きな感触じゃありませんでした。新品時点ではいいんですけど、使ってるうちに滑るようになるのです。たまに新品のグリップをさわると、自分のペンがいかにすべりやすくなっているか、そのせいでどれだけ指先が力みがちになっているかってことがわかってげんなりします。
加水分解なのかなんか知りませんが、ペン軸よりも滑りやすいグリップって有り得ないだろと。材料の選択まちがってんじゃないかと主張したくて仕方ない。

とはいえArtPadIIにはじまり、intuos1、2、3と全部仕事で使ってきましたけど(そうなのです、ArtPadで仕事してた頃もあったんです)、以前はそんなことあんまり気になった覚えがありません。Cintiq21UXは画面=描画面がかなり熱いコンチクショウなので、そのせいで手汗が増えたとか、そんな原因があるのかもしんない。

いずれにせよ、このままじゃ困るなー…という流れで冒頭写真のようになった次第です。

ペン軸のボタンは使用をあきらめました。ボタンもグリップも取っ払って、かわりに麻紐をぐるぐる巻にしています。
こいつのいい点としては、「手触りがよい」「すべらない」「標準よりもひとまわり細くなって持ちやすい」「安物のサイパンみやげみたいなチープ感がたまらない」というあたりが挙げられます。

あとしばらく描いてみた感じ、これで書いてると描き始めの線ブレも激減したような気がするんですよね。プラシーボなのかもしれませんけど、気のせいでもなんでも気持ちよく問題なく描けてくれればそれが正義なので、自分の中では「描きやすさも超アップ、だから仕事が楽しくて仕方ない」と思いこむようにしています。
(個人的には、ボタンが消え去ったことでペン軸を手の中で回すことができるようになって、ペン先のいい部分が常に使えるようになったから線がブレることも減った…と想像してます)

いやー、仕事楽しいなー。すっげえたのしいよぼく。

コメント (1)

Turkey:

小さな改善が大きな効果を生んだようで、よかったですね.
”加水分解”何十年ぶりに聞いた言葉でしょう.
それだけ、自分が老けたことでしょうか?

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2009年9月 3日 10:51に投稿されたエントリーのページです。

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