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松本城の思い出

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正直なところ、一番はじめに松本城を見た印象は、「あれ?思ったほどデカくない」でした。
でも近付いて、中の色々を見たりするうちにジワジワときた。これはいい。いいものです。

城の外壁にはあちこち「鉄砲を撃つための穴」や「弓を射るための穴」が空いてたりするんですが、経路に従ってすすむうちに、外壁そばの床が一部ぱこんと開くつくりになっているのに気づくんです。それもけっこう広く開く。
これ、ここから石とか熱い油とかを落とすみたいですね。これで、石垣を登ってくる敵が撃退できちゃうわけだ。

城内はどの階も中央が部屋らしきスペースになっていて、そのまわりをぐるりと廊下が囲っています。お城の階段はどれも急なものですが、5階建て構造になってるうち、3階から4階に上がる階段は特にすごい。ほとんど「ハシゴだろ」と言いたくなる作り。
これは、有事の際には4階が家老の居場所で、5階が殿様の場所になるからなんだとか。

しかもですね、これらの階には、中央スペースの縁に少し段差が作られていて、畳がおさまるようになっているのです。いやいや、ここに限らず、「お殿様が使う場所」にはことごとく「畳をはめこむための段差」が設けられている。城の構造みていくだけで、もう身分の差がありありとわかるようになってる。

…中がしっかり当時の仕組みを残してるって城、はじめて見た。

回廊に設けられた撃退装置といい、事細かに作られたいずれもが機能的な必然性を持っているので、「ああ、ここを有事になると足軽が駆け回ったりするにちがいない」「こっちには偉い人たちがうんぬん」などという情景が自然に浮かんでくるわけですよ。そりゃもうしびれまくるわけで…。
途中から混みまくっていたのが残念でしたが、それでもじゅうぶん遠い遠い時代に思いを馳せることができました。

ちなみに、5歳になるウチのムスコにとっては「お城に登った」と言えることが最大の目的であり唯一の目的であったみたいです。
城に入った途端「早く進もう!」のオンパレード。さらには登り切った時点で満足したのか、5階入った途端に「ウンコしたい」と言い出す始末。
始終それに引き回されたカミさんは、お城を堪能する暇もなにもなかったのでありました。ちゃんちゃん。

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コメント (1)

地元人より:

今度いらっしゃる時は、桜の季節にどうぞ。
桜越しのお城ってすごくきれいで、個人的にはお気に入り
スポットです。
また、お茶会もありますよ。

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2011年5月 9日 18:51に投稿されたエントリーのページです。

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