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陶芸とか

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 一週前に陶芸教室で粘土板から彫りだしたマグネットキャラクターになる予定のちっこい物体をちびちびと削ってました。とはいえ、「1個作れば量産できる」と思えれば気合いも入るんですけど、「これ1個作ってもこの1個で終わり」「それを何回もやるか?」って考えると気持ちが萎えてしまって困ります。

 とりあえずパソコンくんだけは仕上げてみるかと、削り終わったら試しにマグネットを裏に埋め込んで鉄柱にパチンと貼り付けてみる。

 自分で言うのもなんですが、悪くないできのような。Amazonで安かったもんだから粘土用のスタイラスペン(先が丸くなってる棒)を買ってみたんですよ。それだと目や口などの溝を掘っても、あまり粘土がケバ立たないのでいい感じに仕上がるようです。

 でも量産して遊べないんじゃなあ。3Dプリンタ買おうかな...。

 この日は本焼きにまわしていた器類も仕上がってきてました。
 まずご飯茶碗は...うーん、釉薬のムラが酷い。

 飴釉は本焼きの時にあまり下に垂れたりしないみたいで、その分高台の下端ギリギリまで釉薬を掛けておいても窯の中で貼り付き事故が起きたりし辛いという安心感があります。ただ、その「垂れづらい」という特性から、どうも掛けた釉薬の厚みが均一じゃないと色ムラになっちゃうっぽいですね。色が均一になっている箇所を見るといい感じの透明感だったりするので、それを全体で醸し出せるといいなあ。ここは釉薬の掛け方を精進していきたいところです。
 ただ、形状は素焼き→本焼き過程を終了しても、ぜんぜん歪んでない。どうやら粘土の厚みと乾燥状態が均一にできていれば、窯の中で熱を通しても縮小加減にムラができることなく綺麗に仕上がってきてくれるようです。そこは良かった。うん。

 一方で意外だったのが息子作のテキトーな皿。
 あれ?なんか思ったよりもまともに仕上がってる。最初作品棚見てもそれだと気付かなかったくらいまとも。

 本人に聞いたら「緑がいい」というので、青磁釉を掛けたんですけど、これが釉薬の厚みによっては青く光る場所ができるようで...

 テキトーな証であるはずのデコボコが、全部青く輝く風合いゾーンに変わってて「狙ってやりました」感を醸し出してるのがなんだよこれズルいぞ。これだと「こんなもんでいいんだ」って本人ますますテキトーさに磨きがかかりそうで困るなあ。

 あとこの間削っておいたご飯茶碗2号も素焼きが終わって戻ってきてました。

 ご飯茶碗1号がムラムラの出来になっていた反省から、こいつはきっちり全体をヤスリ掛けしてすべすべ地肌にしてから釉薬を掛けることにしました。
 のぺーっとしてピカーっと光る飴色の器に仕上げるんだ!

 あー、失敗。これだとフチの部分から少し垂れたところにうねうねっと濃い色のムラが出来ちゃうな。ひしゃく掛けはうまくできないようなので、高台を持ってドポンとドブ漬けした方が良さそうです。
 でも高台持っちゃうと、そこのギリギリまで均一に掛けるのは100%無理になるのがなあ...。

 なんか色々悔しいから、やっぱりサーバのキャラクタをちまちま削ってる場合じゃないな。ご飯茶碗をリベンジしよう。

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 そろそろまともなものを作れるようになってきたから、両親にでもひとつペアマグカップなんぞを作って贈ってみようかしら。そう思って手がけていたマグカップが、いよいよ本焼きが終わって返ってきました。
 残念ながらこれが2つとも大失敗。結局素焼きの時に外れてしまった持ち手は素焼き用接着剤でもくっつきはしなかったようで、焼成中に落っこちてバラバラになってしまっていました。

 これはもうどうしようもないよねってことで、写真を撮ったら燃えないゴミへと一直線です。

 うーん、削りを終えて写真撮った時は「ええもん出来た!」と思ったんだけどなあ。

 ただショックかというとそれほどショックでもなくて。

 今の自分の基準から言えば厚みにムラがありすぎるし、高台付近なんかはあまりに厚すぎて全体的に重い。飴釉もしっかり混ぜずにかけてしまっているせいで、あちこちダマが残っており、その跡が気泡になって出てしまっているし、全体的にムラが酷くて綺麗な飴色に仕上がってない。

 仮に持ち手が取れなかったとしても、そこまで駄作の自覚があるものを人に贈れるかというと...ねえ、ちょっとためらうものがありますもんね。だからこれはこれでむしろ良かったのかもしれません。まだ早いよってことなんだなと。

 しばらくはマグとお茶碗&飴釉にこだわって精度を高めていく予定でいるので、もうちょっとマシなものを再現性高く仕上げられるようになったら、またあらためて考えますかね。

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 最後に茶碗やマグカップじゃないものを作ったのはいつだっけと振り返ってみたら、まさかの9月のことでした。もう2カ月以上マグや茶碗ばかりさわってたのかと考えれば、そりゃ最近飽きを感じてしまうのも納得です。1個作る度に「ここをこうすれば良かったのか」と成長が見られたもので、つい気になって延々そればっかりいじってたんですね。
 でもさすがにこれ以上続けると飽きそうな予感がしてきます。
 そろそろ違うことをやろう。マグネットで遊べるのとかいいかな。

 とりあえず教室に着いたら、まずは仕事場で先週削って乾燥させておいた茶碗を素焼き用の作品棚へ。

 続いては、折れた持ち手を素焼き用接着剤で固めておいたマグカップ。ダメかなーと思ってましたが、接着剤がしっかり乾くと意外にしっかりくっついてるような。じゃあ、ブサイクに凸凹した部分も削り落とすことができるかもしれません。

 接着剤の部分はどうやら素焼きの地肌部分より柔らかいようです。力加減を調整すれば、はみ出た白い接着剤部分だけを金やすりでゴリゴリ削り落とせる気がする...。

 同時に「あともうちょっと」と思った瞬間に再びポキリと折れちゃう図も想像できたので、慎重に慎重にゴリゴリ削りました。

 できたー。幸い最後の最後にポキリと行くこともなく、これなら上に釉薬をのせることでそれなりの仕上がりになってくれそうな気がします。

 先に本焼きへまわしてあるペアマグのもう1個と同じく、飴釉を全体にかけて出来上がり。

 どうも柄杓で釉薬を全体にかけまわすのがうまくできません。うーん。

 じゃあこっからは本番のマグネットキャラクタ作り。タタラ板を使って平面に仕上げた粘土の上に、仕事場からもってきたキャラクタのプリントアウトをペタリと。この線画部分を先の細い金具でなぞります。

 するとこうなる。

 こうして粘土についた跡をなぞって、形を切り出せばいいわけですね。

 簡単簡単と思いきや、予想以上に粘土がやわらかくて、細かい形状は歪んでどうにもなりませんでした。こりゃダメだってことで、手足はあとからくっつけることに。あと、最初に作ったのが分厚すぎたので、もう一段薄いのも作ってみた。

 一番下にあるのが、後で貼り付けるつもりの磁石です。素焼き~本焼きの過程で粘土が縮むことを考えると、もうひと回り大きく作っておいた方がいいかもしれません。

 削って成形するためにはもっと固くなってる方がいいので、この日はこれで作業終了。でも薄い方は、後で手足つけるの難しそうだなあ。その点を考えると、紙をなぞって跡をつけるんじゃなくて、最初からクッキー型のようなものをこのキャラクタ用に作ってしまった方が良さそうです。
 試作で最終的な大きさが見えたら、アルミ板ひん曲げてキャラクタ型を作ってみようと思います(作ったことはない)。

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 年末にかけて行われる増刷修正や改訂作業の詰めが先週末にどっと押し寄せまして、先週の土日は一時的にブースト状態で作業を行う必要があり、ともに仕事日となってしまいました。
 幸い一時的にポンと忙しくなるだけでそこを抜ければあとはほとんど待ち状態です。当然月曜日も待ち状態。そんなわけで1日、陶芸教室から持ち帰っていたご飯茶碗をシャリシャリと削っていました。

 最近の自分のパターンでは、
「ろくろの中心に器を設置→くるくる回しながらカンナで削る→完成」
というやり方で綺麗に仕上がるぞっていうのが定番になっています。ところが今回持って帰ってきたのって、「素焼きの器に作業時間をとられて、後回しにされてた削り待ちのご飯茶碗」なんですね。数週ほっといたもんでもうカチコチ。これ以上置いとくと手がつけられなくなると判断して持ち帰ったものだったのです。
 そのためいつものやり方だと、ここまで固くなった粘土はカンナでも薄皮一枚ずつ削っていくのがせいぜいというところで、それ以上刃を食い込ませて削ろうとするとすぐに器が動いて、ろくろ中央からずれてしまいます。

 といって、薄皮一枚ずつでは時間ばかりかかって、いつまでたっても完成しません。

 しょうがないので次のような手順にしてみました。
「手でがっつりと器を持って、厚みを確認しながら1箇所ずつかきべらで粘土をえぐり取る→いい感じの厚さになったらろくろに据えて回転させながら削ることで表面をならす→水を多めに含ませたスポンジで表面を仕上げて細かい傷を消す」

 元々先生なんかは手びねりではろくろをくるくるーっと回したりはしないんですよね。全体のバランスを見ながらゴリゴリ削っていくと先生の場合はそれで綺麗に仕上がっちゃう。当然早いし、細かい粘土クズが大量に出たりもしないから再利用も容易い。でも自分がそれを真似ると初期の頃の「味を言い訳にしたいびつな形の粘土細工」が出来上がるだけ...なはずだったんですけど...。

 今回やってみたら案外綺麗にできました。しかも早い。

 どうもここのところ綺麗な形状に仕上げることに注力していたせいか、ろくろ抜きでもそこそこバランスを取って削ることができるように、感覚が矯正されていたみたいです。ほんとかなあ。
 このやり方で落ち着けるとかなり作業が早くなるので、次もちょっとこのやり方でやってみて様子をみよう。

 ちなみに先週末の教室には、素焼き用の接着剤を持参して一応はペアマグカップの持ち手を補修してみました。でもあれ、接着剤でくっつけるというイメージよりもモルタルで固めるってイメージの方が近いものなのね。当然くっつけた周囲にはなんかペーストがはみ出まくって汚くなってるし。
 どうもペアマグについては、失敗で終わりそうな予感です。

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 何かというと、この時の記事で両親へのプレゼント用に作ってみるかな~としていたペアマグカップです。素焼きが終わって教室に届いていたもんで綺麗にヤスリでならしてたんですけど、「この持ち手の先っちょと机との距離が揃ってないんだよな」と思って長い方を削ってたらポキンといっちゃいました。削るのに夢中になって、ついひねりを加えたのがよくなかったみたい。

 この日は今までのものがすべて素焼き完了していたので、「こりゃー一気にやっちゃわないとな」とかテンション上がり目になってたのも良くなかった。

 持ち手自体は残っているので、折れた口の部分を削って丸めちゃえばいいんじゃないの?とも言われましたけど、それだとお揃いじゃなくなってしまいます。意味がない。そんなわけで、先生に使用許可をもらった上で、素焼き用の接着剤を買ってみました。これで持ち手をくっつけてなんとか本焼きにつなげたいところです。

 ただ、この素焼きが上がってくるまでの間にまたちょっと自分の中で変化があったようで、一番最新の作である手前のお椀と比べたら、正直このマグカップもちょっとしょぼいんですよね。その「ちょっとしょぼいな」と思うマグをプレゼントしたところで果たして喜んでもらえるだろうかという気持ちの方が問題かも。

 とりあえず折れなかった方のマグと手前のお椀を飴釉一色で仕上げて、息子作の右のお皿2枚は「緑がいい」と言う彼の指示に従っておもて面とサイドに青磁を塗っておきました。

 今週末には仕上がってくるかなあ。綺麗に焼き上がるといいですけども。

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 まあしばらくは日用品として使うんですけどね。そうすると使う度に「ここをもっとこうすれば」「これならもっとこうだったのに」という案配に許せないポイントが自分の中で積み重なるので、それを次の作陶の原動力にしたいなと。

 今思っているのは、基本の形はそこそこ綺麗にできるようになったけど、それ以降の釉薬掛けや飾りが下手くそなのでそこの工程を増やすと台無しになるなってことです。

 今回の場合だと一番酷いのがドット模様。呉須とベンガラを使って交互に色分けしてみたはずなのに、濃度が適切にコントロールできてない(今回のはめっちゃ濃くなってる)ので、ともに黒に近付いてしまって色分けした意味がなくなってたり、そこだけ盛り上がって荒れていたりとかなり残念な結果に。デザインそのものもイケてないので、全体としてはかなりチープさに磨きを掛ける結果となってしまいました。

 ただ一点だけ良かったところもあって。
 毎回釉薬が厚くなりがちだったので、今回は釉薬のバケツからさっと抜くようにして薄く均一につけることを意識していたんですね。そこは上手く行っていました。次からもそうしよっと。

 そうそう、息子の処女作も出来上がってきてました。
 釉薬で変に凝ったことをしようとしなかったのもあって、こっちの方が綺麗に仕上がってる。

 良かった。これなら息子氏も大満足でしょう。

 やっぱり造形を綺麗なラインで作れるようにこだわってる間は、ひとまず釉薬はシンプルにその色自体の魅力に任せた方が色気が出てくれそうだなあ。あと色んな釉薬に手を出すのもやめて、しばらく飴釉に絞って仕上がりを観察することにしよう。

 ちなみにこの2つ。どっちも飴釉で色付けしてるんです。

 なのに左側は少し緑がかっている上に、上から下にかけて淡いグラデーション調の仕上がりが見てとれる。右側はいかにも飴釉的な仕上がり。
 何故かというと、左の方は飴釉の上に透明釉を重ねがけしてるからなんですね。本焼き前に「垂れてダメになっちゃうかも」と言われてたんですが、どうやらこの2つの重ねがけなら大丈夫みたい。この色合いは嫌いじゃないので、また機会があれば使ってみたいと思います。

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 息子が来た時に作った陶芸用の作業スペース。これが特に邪魔ということもなく、なんとなく部屋の隅に鎮座したままになっています。当初は終わったら片付けようと思ってたんだけど、その時作ったお椀がまだ少し削って調整したい感じだったのでそのままにしておいたら、ふと思い立った時にすぐ粘土がさわれて良い気分転換にもなって、これが随分と具合がいい。

 折りたたみ式の踏み台を椅子代わりにして、道具を広げるとこんな感じ。これで、気になるところをシャリシャリ削って、まあこんな感じかなあと気が済んだら道具と踏み台を片付けて部屋の隅に寄せておくようにしています。

 タッパーに入れておくと粘土の乾燥具合をある程度コントロールできるので、「ここをもうちょっと薄くしたいけど、それにはまだ粘土が柔らかすぎるな...」と思ったらタッパーに戻して放置して、仕事に飽きた頃に乾燥具合を確かめてまたシャリシャリ削る。

 そんな感じで間を起きながら付き合ってると、自分の中でも「どんな形にしたいのか」を整理しながら調整していけるみたいです。なにかこう納得いかないんだけどそれがなにか良くわからんというまま次に進むことがなくて楽しくなってきた。泥だんごをピカピカに磨き続けるのに似た気持ちの良さがあります。

 そんなわけで、「何の変哲もない」という気持ちしか湧いてこなかったこのお椀が...

 そうだ俺は下半分のカーブをもうちょいシャープな感じの器にしたかったんだと気付いてこんな案配に。

 けっこうお気に入りになってきたので、内側からも削って全体の厚さを整えてひとまず完成。ここから変に飾り立てようとすると一気にチープになっちゃう気がしたので、単一の釉薬を全体にかけてごくシンプルな器に仕上げてみる予定です。だいたいいつもそこで失敗してる気がするし。

 それにしても、時間に追われることなく静かに集中していられる粘土作業がこんなに楽しいとは思いませんでした。原稿書きに疲れた時の脳みそストレッチとしてもすごくいい気がする。
 これを無くしてしまうのは惜しいので、この一角はもう作業スペースとして固めてしまって、製作した器を乾燥させる場所とか道具置き場に使える棚を壁際に設置しようかと考え始めています。

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 前回黙々と取り組んでた時には「おお、やるなあこいつ」と感心する出来映えのモノを作り上げてたもんでしたが、今回のはいくらなんでも...「え?これ完成なの?」みたいな。

 自分自身がこういう物作り系は「先回りしてのアドバイスとかいらないから全部自分で失敗させて?そこから学ぶから。なのでほっといて」みたいな気持ちがあるもので、息子もそれに習って放置して好きにやらせてみたのが悪かったみたい。
 多分こいつの場合は「何を作りたいか」「どこまで仕上げるか」といった、自分自身での目標設定と、その達成度の判定が下手なんでしょう。

 「何か作って欲しいものない?」とか聞いてきたりしてたし、本人が嫌がり出すまでは、「これ作ってみ?」と、むしろ押しつけるぐらいの方が良かったんだろうなあ。そもそもそんな風に「一緒に取り組む」ことをしたかったのかも。
 そう考えると、ちょっと可愛そうなことをしてしまったのかもしれません。

 こういう機会を利用して、「目標設定と達成度の判定」を最初は与えながら練習させて、最後は自分で上手く考えられるように練習させればいいんだよな多分。

 まだまだ時間はあるのにもう満足したと言う息子。でもせっかく作業スペース作ったのにこんな短時間で片付けてしまったんじゃ何かもったいない気がしてしまいます。せっかくだから自分でも何か作ってみるか、とご飯茶碗を作ってみることにしました。
 油断するとすぐ小さい茶碗になっちゃうから、しっかり大きいのを作ってみよう。

 形はまあいいんだけど、「油断しないように」と気をつけてみたら、逆に大きくなりすぎちゃった。これじゃあご飯茶碗じゃなくてどんぶり鉢だ。

 うーん、でもせっかくだし、軽く仕上げてみるかーとシャリシャリ削ってみる。

 うーん、「何の変哲もない」としか言い様のない出来になっちゃってるな。うぬぬぬぬ...。

 でも見た目だけは綺麗にできているので、息子に「ほらこんなに綺麗に出来た」と見せびらかしてみました。なんかこう、「同じ道具を使って作業してるのに、違いが出るのはどのへんだろう」みたいなところに興味を持ってみて欲しくて。

 「パパの方が陶芸歴長いんだから、そりゃ俺より上手くて当たり前じゃん」

 違うんだそうじゃないんだ息子よ...。

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 息子の方のは、細かい塵がついてたり尖ったりしてる箇所をヤスリがけしてならした後に、全体をドボンと飴釉につけて完成。千葉ニュータウンへ行った折りに現物の焼成見本をいくつか見せて、どの色にするかの確認を取っておいたのです。あんまりいじりすぎると息子作じゃなくなっちゃうから、どこまで手をかけるかが難しいところです。

 で、自分の方はといいますと。
 ちょんちょんと水玉模様的なものと、2トーンの塗り分けをしたいと思っていて、水玉を呉須とベンガラで描いた場合に、下の色にはそれと共通点のある色目を持ってきたい。そんなわけで、下半分に飴釉を付けて、全体を透明釉でコーティングすることにしました。飴釉だけだとなんか単調な色目になる気がして、透明を上から塗り重ねることで、なんか変化出てくれないかなーと思ってのことなのであります。

 筆で綺麗に丸を描く自信がなかったので、呉須とベンガラをそれぞれ綿棒にちょちょんとつけて塗ってみることに。これはこれでやりづらいな...。
 下半分にだけ釉薬をつけるので、高台部分には撥水剤を塗って、そこには釉薬がつかないよう処置しときます。

 高台部分に釉薬が残ってると、焼成時に窯の中の棚板に釉薬がくっついた状態でガラス化してしまって、作品はもちろん棚板までも駄目にしてしまうので厳禁なのです。

 で、息子のも自分のも飴釉の中にどぽんと。

 いつも釉薬を厚く付けすぎてしまう癖があるので、今回はかなり素早くさっとつけてすぐ引っこ抜いたんですが、まあまあ狙った位置まで付いていてくれていい感じ。ちなみに鉛筆書きのあとはただのアタリ線。焼成時に熱で消し飛んでなくなります。

 このあと全体を透明釉でコーティングして、これも素早くどぽんと付けて「やあ今回は我ながらうまくいったぞ」と思ってたら先生から「あれ?上に乗せちゃったの?釉薬に釉薬乗せちゃうとすごく垂れるから焼けないかもよこれ」と警告が入って大ショック...ってなことに。
 一応窯を管理してるもう一人の先生に確認してからってことになりましたけど、駄目って思ってた方がいいかも。少なくとも自分が想像していた仕上がりにはならなさそうです。

 うーん、残念だなあ。
 この日はその後もお茶碗削ったりとかしてたんですけど、どうにもテンションダウンして今ひとつな1日でした。

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 千葉ニュータウンにあるジョイフル本田には、陶芸道具はもちろん粘土から釉薬、電気窯や電動ろくろに至るまで、充実した品揃えが様々陳列されています。今までは自分しか興味を持たないコーナーだったんですけれども、先日の陶芸体験以来は息子もこれに興味津々になっているもので、連れだってそのへんを眺めに行ってみたのでした。

 というか陶芸体験以来、息子が「電動ろくろを買え」「窯を買え」とかしましい。人が買いたい欲求を懸命に抑えてるんだから、そんな背中を押すなよおいと思うところも多々。どうも仕事場にちょうど良い置き場所が作れそうなこともわかってしまって、買ってしまいそうな自分が怖い今日この頃です。

 それでまあ、うっかり通販で買っちゃったりする前にですね、冷静に検討できるように実物を1度はちゃんと見ておきたかったんですよね。

 実物の電気窯はというと、どっからどう見ても金庫という出で立ち。中身はほとんど断熱材ですから、一見大きなサイズに見えてもフタを開けてみると内容量は知れたものです。でも、自分の作陶には十分なサイズとも言える。
 うーん、やっぱりいいな。実物を見てもがっかりするところはありませんでした。こんなの仕事場にあったら楽しそうだなあ。

 ただ、電動ろくろとあわせればちょうど50万ほどかかる計算です。どう考えても元が取れるわけでもない趣味にぽんとこの金額は...あ...バイク買うより安い上に実用的だ...。

 横では息子が始終背中を押し続けてるし、このままじっと眺めてるとうっかりクレジットカードを取り出してしまいそうになるので、カタログだけもらってとっとと場所を移動。前から欲しかったAMACOのベルベット下絵具が焼成見本付きで並んでいたので、良さそうな色を2つピックアップして買ってみました。

 購入したのは、肌色に良さそうなアイボリーベージュと黒すぎる一歩手前の良い感じなダークグレー。この2つがあれば、コンピュータとサーバのキャラクタを造形した時に、映える色で着彩できるはず。これまで毎回最後の着彩でしくじってる(良い色が出なくて汚く終わってる)ので、今度こそ成功するといいなあ...と思ってこれまでの作例よく見てみたらサーバのキャラクタには黄色も必要なんだった。黄色買ってないや。
 うーん、とりあえずコンピュータだけ作ってみようかな。

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