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水彩画とか

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 先週末は最近にない良いお天気で、しかも家族はみんなお出かけして独りぼっち。さあ何をしようかなとあれこれ考えた結果、スポーツの秋・食欲の秋・芸術の秋すべてを網羅するフルコースを実施してみることにしました。
 ほんとは遠出したかったんだけど、夜には娘の用事を手伝わなくちゃいけなかったので、渋滞につかまる恐れのある方面には出かけられなかったんですよね。

 まずは車を飛ばして市内の自然公園へお出かけ。

 ここはけっこうだだっ広くて、歩けば結構な距離があったはず。山登りに行けなかった残念さを晴らすべく、この自然公園内をくまなく歩いて、戦利品をゲットするのが午前中の努めになります。

 山道に変わるあたりには、ところどころこんな立て札が。

 あー、イノシシ出るのね。そりゃ出るか。車で走っててもたまに見かける土地だもんな。

 しばらくあちこち散策して回ってると...あ、捕まってる。

 千葉の里山をうろついてるとそれなりに見かける形式の罠ですが、中に捕まってるところは初めて見ました。うりぼうではないけど、まだ子どものイノシシ。この後どうなっちゃうのかなあ。牡丹鍋かなあ。

 裏の方の山道を含め2時間弱歩き続けてたらそこそこ疲れました。戦利品もあらかたゲットできたことだし、ちょうどいい頃合いです。2回ほどオオスズメバチに脅されて精神的疲労感も出てきたので、山歩きというスポーツはここらで切り上げることにして、食欲を満たしに移動することにしました。レッツステーキ。

 最近お気に入りのブロンコビリーで1人ランチタイム肉祭り。ひゃっほー。
 ...とテンション高めに行ったんですけども、何かランチタイムって夜と味が違うのね。筋切りして肉汁代わりの液体に漬けましたって感じの肉しかなくて、夜に食べてるのとは違う、なんというか「合成肉」って感じの残念な味でした。ここは夜に来ないと駄目だなあ。

 それでも腹いっぱい食えばそれなりに満足感はあるわけで、幸せ気分にひたりながら仕事場へ移動。最近忙しさもあって水彩画と陶芸から遠のいてしまっていたので、少しずつ再開して行きたいなと思っていたのです。午前の山歩きは、この水彩画に用いるモチーフをかき集めにうろうろしていたのでした。

 風景画にしてしまうと絵具を取り出すまでの前準備にすごく時間を食うし、だから色を塗り出した後は「失敗できない...」というプレッシャーがきつくて色々試せなくなるし、そういうことを考えてると物凄くハードルが高く感じられてしまって手が出せなくなる。なので、もっと単純なモチーフで、まずは水彩絵の具を気軽に用いながら、楽しくその特性に慣れるってことをしたかったのでした。

 帽子付きどんぐりと小枝、葉っぱ2枚となんか赤い実。モチーフ的にはその2パターンの組み合わせがいいかなってことで、まずは葉っぱと赤い実の組み合わせで描いてみることに。水彩画久しぶりだー、どんな風にするんだっけ、ぼやーっとぼかすのが楽しいんだよねー...。

 描けた。

 ...............なんかちがう。

 なんかちがうううううえええええええまたここからやり直しなのかああああああ。メリハリないわ色は薄いわなんだこりゃああああああああうううううううう。

 水彩画教室で学んだことが全部ぶっ飛んでるっぽいことに愕然として、ふと時計を見たらもう片付けて娘を迎えに行かなきゃいけない時間。仕方ないので、翌日以降にまた挑戦するしかありません。でもまあ、あれもこれもやって楽しかったから、今日は満足ってことでいいや。

 そして明けて翌月曜日。あれこれ描こうとすると追いつかないから、まずは葉っぱ一枚。それを楽しく描けるよう頑張ることにしてみました。

 葉っぱ一枚なんだから、ちゃんと枯れた模様もそれらしく出るようにスケッチして......。

 描けた!

 なんか違う!!くっそー!

 自分の中では、これで枯れ葉模様の境界がじわーっとにじんで混ざり合ってくれるといい感じになる予定だったんですけど、手が遅いせいかまったくにじんでくれません。ただの塗り絵になってる。相変わらずベースになる色をしっかり濃い色で作れてないのも大きな反省点。

 もう1回だ!今度はちょっと描き方を変えてみる!

 で、塗ってみたけどやっぱりまた違う。次だ次!もう1回!

 で、塗ってみたけどやっぱりまた違う。次だ次!もう1回!

 で、塗ってみたけどやっぱりまた違う。次だ次!もう1回!

 なんかいくらなんでもおかしいぞと気付いたので、紙の隅っこでぼかし具合だけを試してみたら、どうも「盛大ににじむ」か「まるで滲まない」かの両極端に振れやすいようで、教室で使っていた紙のように素直なにじみ方をしてくれません。

 だからかー。教室で用いていたのは最高級用紙とされる名高いものなので、さすがに出来が違うってことのようです。練習用にはもったいないと思って、もっと安い小さい紙を買ってきて使ってたんですよね。

 とはいえ、これもそれなりにちゃんとした水彩用紙。ちゃんと描けばちゃんと描けるはず。そう思って、ディテールはとりあえず置いといて、水彩のニュアンスを出すことだけに集中してまた少し試し描きをしてみる。こんな感じかな...塗り塗り。

 結局、計5回葉っぱを描き直すことになって、最後のはまあまあ雰囲気良く水彩絵具が使えた気がする。

 最後のってこれなんですけどね。下書きすらしないで、絵具で直接さらさらーって描いてみたものになります。

 これにちゃんとディテールの描き込みまでされたものが完成に持って行ければいいんだよな。
 しばらくは水彩道具を一式出しっぱなしにしておいて、小まめに遊んで慣れて行くぞとか思う今日この頃なのでありました。

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 なんかねー、フックひとつが300円近くするんですよね。これなら100均の製品使ってどうにかできるんじゃね?という結論に至ったので、場所を変えて色々買い込んできました。

 まずはこちらのメッシュバスケット。ワイヤーネットに引っ掛けて使う用のやつです。

 当然このままだとパンチングボードの穴に通せませんが、引っ掛けるところをペンチで90度にぐいと開いてやって...

 ボードの厚み分を残してさらに先をぐいと90度上向きに曲げてやる。

 パンチングボード用のフックっぽい仕上がりになりました。

 当然穴と穴の間隔もぴったり合いはしないので、少し強引に曲げながら押し込んでやって出来上がり。

 強引に押し込んだことで、むしろがっちり固定されていい感じです。気に入ったので、これはさらに2個ほど追加購入しておこう。

 あとアレをアレしたいんですよねー、水彩の時たくさん使うからー、うーんなんかいい方法ないかなー...と仕事場を見回してみて、「あ、これ使えそうだ」とひっぱり出してきたのがダブルクリップ。横にあるのはゴム紐です。本当はこのゴム紐とダボを組み合わせて使うつもりで買ってきたんですけど、ダボではうまく固定できなかった。

 クリップだったらうまく行けそうな気がするぞってことで、まずはこいつをバラします。

 この取っ手をつまみながら押し込んでみたら...狙い通り!パンチングボードの穴に綺麗にはまりました。

 当然、つまみながら引っ張れば外せるので、いったん外して、これにゴム紐を括り付けます。こんな感じ。

 そして...じゃじゃーん、ティッシュボックスが固定できました。水彩画描く時に筆を拭ったり水分調整したりでティッシュは必須なのです。

 パンチングボードは当初の予定になかったので、特価品を見つけた時にも一瞬「必要かなあ?」と買うのを躊躇したんですが、これはカスタマイズしてると楽しいですね。買って正解だったなあ。

 その後も、メッシュボックスをもう1つ追加したり、濡れ布巾を干す用にタオルハンガーもつけてみたりとますます充実していく作業スペース。

 楽しいなー。どんどんグレードアップしていく様が楽しくて仕方ないです。
 早くこの場所を使って何か作らねば。

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 ホームセンターすごいですよね。楽しすぎて1日でも居着くことができちゃいます。財布がどんどん軽くなって恐ろしいことになりますけども...。

 というわけでアトリエスペース作り。柱に設置する棚板は、見た目の味わいよりも実用性を優先させて、シナランバーコア 18mm厚で作ることにしました。
 シナの木肌はすごく滑らかなので、陶芸やる時の粘土板にすごくいいんです(実際、陶芸用の粘土板を見るとシナの合板にフチをつけて売ってる)。だからホームセンターでサブロク(3尺×6尺)サイズの板を買って棚板サイズに切り刻んだ後も、余った端切れ部分は色々転用することができて無駄がありません。

 棚板の設置にあたり、まずは柱にチャンネルサポートをネジ留めします。

 このチャンネルサポート、ホームセンターにはクローム仕上げのギラギラしたものしかなくて見た目があまり好きじゃなかったんですが、ネットで検索してみたら落ちついた色目のステンレス製と、鉄だけどそれに近い見た目になってる「ニッケルサテン」という色を発見しました。ステンレス製はかなり割高ですけど、ニッケルサテンなら値段もクロームとほぼ変わりません。

 ...と読み取ったんだけど、実は届いてみたら全然イメージと違う色だったりしたらどうしよう。
 その心配は杞憂に終わり、届いた品は、ステンレス同様に艶が抑えられた落ちついた色合いでした。良かった。

 サブロク板から、ホームセンターのカットサービスで700mm×350mmサイズの板を4枚切り出してもらい、それを棚板としました。
 目線より高い位置まで板がくるので、全部柱と同じ茶色で塗ると重い印象になりすぎるかなあと考えて、こちらはクリア色のワックスで仕上げ。あと衝動買いしたパンチングボードをネジ留めして~とすると...。

 こんな感じに大完成。

 おー、画材とか工具とか陶芸道具全部並べても余裕の収納力。
 パンチングボードには直径8mmの穴が空いていたので、とりあえずφ8mmの丸棒とφ8mm×長さ40mmのダボを買ってきて、端切れと組み合わせて棚にしたり色々物をかけたりしてみました。ここはもっと工夫の余地がありそうです。

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 仕事場で行う作業が「陶芸も~」「水彩画も~」と増えていくにしたがって、細々とした道具が増えてきました。それぞれたいした量ではないんですけど、定位置がないので微妙にあちこちとっちらかって片付きません。特に水彩画は宿題が出るのでそれを片付けるべく道具を広げるわけですが、そしたら戻す場所がないんですよね。
 時間がかかる作業だから、着手したら道具はなるべく完了するまで出しっぱなしにしておきたい。だからしばらく出しっぱなしにできるタイミングを図ることになる。自然とつい後回しになる。そして宿題への着手が遅れ気味になる...と。
 ええ、言い訳なんですけどね。

 そんな言い訳を過去の物にするべく、以前構想した棚作りを実行に移し、道具たちにそれぞれ定位置を設けてやることにしました。

 まずは柱をおっ立てましょうということで、ホームセンターでツーバイ材を買ってきてワックスを塗り塗り。

 ツーバイ材で柱を立てるというと真っ先に出てくるのが「ディアウォール」なわけですけども、あれは突っ張り棒のようにバネの力で固定するために微調整がめんどくさそうな印象を持ってます。なので自分はこの手の用途には、LABRICOの2x4アジャスターを愛用しています。
 バネじゃなくてネジの力で突っ張らせるタイプなので、目的の位置にセットして垂直を確認しながら固定ができて良いのですよ。

 ツーバイ材は、あらかじめホームセンターで説明書通りの「天井の高さから95mm短い長さ」にカット済みです。これがちょうど「目的の場所にするっと入って、ネジを締めるとガッチリ固定できる」いい長さになります。
 で、固定したらこんな感じに。

 当初の構想だとこの柱に直接棚板を打ち込むつもりだったので、ツーバイ材は前に奥行きが出る形で固定するつもりでした。ところが、いざ作るとなると「後から棚の位置を自由に変えられるようにしよう」「後から棚の増減にも対応できるようにしよう」とこだわりが出てきてしまい予定変更。
 この柱はあくまでもネジを打ち込む壁代わりってことにしたので、固定は壁に沿う形に変えました。ここにチャンネルサポートを打ち付けて、棚位置可変にするのです。

 ってあたりで、以下続く。

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 先週末土曜日はJillaの水彩画教室でした。その宿題である「食べ物の絵の仕上げ」と「装丁画のアイデアスケッチ」におわれて、金曜日はずっとそれにかかりっきり。
 なんとか終わらせはしたものの、特に食べ物の絵に関しては、本来だと「初手から大失敗したので1回練習で描き終えてからまた描き直す」つもりだったのが描き直しまで行う時間がどうしても取れず、不本意な状態での教室参加になってしまいました。

 2箇所ほど大失敗したところがあるのと、描きながら「そうか、こう表現したらいいんだ」と気づけたところがあるけど、それを全体に反映させることもできてない。案の定、先生からいただく講評も耳に痛いものばかり。なんともつらい時間になりました。

 なんせ周りにいるのは「すげえ」と思わず唸る上手い人ばかりなわけです。そういう人たちが納得のいく作品になるまで努力して描いたものを持ち合って先生に見てもらうわけで、そこへ「実力も努力も足りてない」と自覚しながら並んで話を聞くのは本当につらい。

 それにしても水彩画は、考えることが多すぎて脳みそが疲れます。

 全体を見て、どの順番で着色していくか考えて、どこにどの技法を用いるかもあらかじめ図っておいて、絵の具の乾く速度にあわせて適切に色を置き、なおかつそれにあわせて必要な色が必要な時に必要な量だけパレットに用意されてなきゃいけない。その色はあらかじめ用意しておけばいいのかというとそんなことはなくて、絵の具を溶いて作っておいても時間がたてば乾いて変質してしまうし、水の量を多めにして乾かないようにしても顔料が分離してやっぱり色は変わってしまう。水で戻せば水分量に応じて濃度も変わるし、しかも着色時点と乾いた時の色はちがうので、その色の違いを把握しながら塗る必要がある。
 これだけでも自分の頭にはキャパオーバーなのに、上手い人の描いたもの見ると、もうこれが「どこまでこの人情報を処理してこれ描いてるのよ...」と、その単位時間当たりの途方もない計算量に「すごい」と思う前にどっと疲労感が押し寄せてきたりして。

 経験によるノウハウの蓄積で、その中のどれかは自然と自動処理されるようになっていくのでしょうけど、今の自分はすべてを頭で考えて用意して実行して...という段取りを踏まざるを得ない状態です。言わばペダルの踏み方をいちいち目視しながら自転車を漕いでるようなもの。「そりゃ脳みそが疲れるわけだわ」という気持ちと「腐ってやがる...まだ早すぎたんだ」というシーンが頭の中をぐるぐる回ってたりして。

 一足飛びに高度な世界を見せていただくことで、ぐいっと引き上げてもらえてる一方、脳の処理がそこに追いついてないんですよね。それで追いつけないからといって水彩画に対する気持ちを腐らせてしまっては本末転倒なので、教室がひと通り終わったら、もっと単純なモチーフを使ってひとつずつ確認して体に刷り込んで行こうかな...と思い始めています。積み木とかがいいかな。あと、1本の木だけをひたすら描くっていうのもいいな。

 そういえば、自分はずっと美大コンプレックスみたいなものを抱えていて、美大行きたかったなーと思ってた人でした。美大出身の方に「そんないいものでもないよ」と言われても、でもうらやましいよなーと思い続けてました。
 でも、今回はじめて、「美大行かなくて良かった」と思いました。多分、もし美大にまちがって入れてたとしたら、そりゃー今よりはマシな絵が描けるようにはなってたかもしれないですけど、一方で心がへし折られまくって、絵に関わるような場所に居られなくなってたと思う。
 すごい世界にいる人の、たとえば才能であったり努力の果てに培ったであろう手業というのは、観客という立場で眺める以外は、「あそこには行けない」ことを痛感させる、ものすごい猛毒のような気がします。

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 この歳になるとクリスマスだからといって浮かれるような出来事もないし、酒を飲む楽しみも今年はないしということで、地味に1人仕事場にこもって、発売になったばかりのキタミ式販促用に色紙やPOPを着色してました。

 いつもだとコピックで色をつけるんですが、扱いがヘタなものですから広い面積を塗るとどうにもムラだらけになってしまいます。そこで今年は「水彩があるじゃないか!」と、パレットや水バケツを取り出してきて、水彩絵の具で着色してみることにしました。

 しかしこれがまた難しい。そもそも肌色って何と何を混ぜればできるんだろう。黄色に赤を入れたらなんか濃いオレンジが出来ちゃうし、青を足して彩度を落としてみてもなんか濃い茶色が出来ていくだけのような。白が欲しい。でも無い。じゃあ水を大量に放り込めば薄まっていい感じになるのかもと試みてみるも、色紙の和紙地がぐいぐい水を吸い込んじゃってうまく塗料を伸ばせない。しかも描き損じなどで手持ちの色紙を混ぜ込んで枚数揃えたもんだから、どれもこれも微妙に紙質が違うときたもんだ。

 すっかり気分は某解散した国民的アイドルグループのKさんですよ。「ちょ、マテヨ」が口癖になるわけですよ。

 でも悪戦苦闘しながら「もうこの色でいいよ間違いないはず間違えてても俺知らね」とヤケになって塗ってみたらどれもこれも大きく外れてはいなかったので、やっぱり水彩には思い切りが必要なんだなと確信したりして。どうせ塗った瞬間の色なんてアテにならないしな。

 安物の紙質で筆が傷むと嫌だから、今回はいつも使っている筆じゃなくて、前から試そうと思っていたナムラのPCセーブルを使ってみました。少し水含みが甘い気はしますけど、筆先のコシはこっちの張りのある感じもけっこう好みかも。
 ナムラ製は新しく出たNorme(ノルム)っていうのもすごく良さそうなんですよね。今度はそっちも試してみよう。

 残念ながら水彩で塗った結果でもムラは残ってしまいましたが...コピック使った時よりかはマシかな。
 恐らく数日中に都内の書店さんで飾っていただけることと思います。見かけても、あまりアラ探しをしないでおいていただけますと幸いです。

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 水彩画教室へ行くたびに毎度気になっていたのが水彩用紙ブロックの持ち運びでした。
 斜めに強く押し込めばギリギリなんとか入るというポケットに突っ込んで持ち運んでいるため、出し入れの度に4隅の角がひしゃげていきそうで怖いんですよね。かといって、クッション性のない収納部分につっこむのも、それはそれでよくなさそう。
 どうしようかなあ...と、こんな時に大活躍してくれるのが我らが100均ショップです。あそこならなんかあるんじゃないかと思って、水彩道具一式を抱えて近所のダイソーをのぞきに行ってきました。

 で、買ってきたのがこちら。

 「シンプルジッパーファイル B4」「B4 クリアブック」の2点と、デンタルフロスのケースです。

 とりあえず水彩用紙が保護できる状態になれば、窮屈なポケット側じゃなくてメインコンパートメント側に放り込めるようになるので、それに使えるハードケース的なものはないだろうか...と彷徨ってたんですよね。ふと見つけたジッパーファイルがいい感じの大きさに見えて、あわせてみたらこれがぴったり。

 水彩紙はF4という独特のサイズ表記なのでピンとこなかったんですけど、どうもB4サイズならちょうどおさまるみたいです。ならば欲しいものがあったんだよ...とクリアファイルもB4サイズを探して買い求めまして。

 何に使うかというと、作品の収納。いっつも「描いたはいいけど、これどうやって保管しとけばいいんだ?」と困ってたんですよね。

 上が少し余る程度で、横幅はほぼジャストサイズ。これなら、作品とあわせて下書きや転写に使ったトレス用紙もあわせて保管しておけます。トレス用紙は、裏側を一面転写用に黒く塗りつぶしてあるので扱いに困っていました。でもクリアファイルであれば袋状になっているので周囲を汚す心配もなくなります。これでひと安心。

 フロスの空きケースはというと...

 絵の具のケースにちょうどいい感じ。もうひと回り大きくてもいいかなあ。
 基本的に絵の具はパレットに出して固めてあるので、チューブを持ち歩く必要はありません。それでもまあ、万が一があるし。カバンの中で他の荷物につぶされて「ぶちゅっ」と中身が出たりしないようにだけ、こうして対策しとくわけであります。

 ひと通り対策が済むと、どうせならカバンの方も何かジャストサイズなものに替えたくなってきました。今のリュックだと入るは入るんだけど、開口部が狭いのか今いち出し入れし辛いしなーとふらふらしてて見つけたのがこれ。

 GUで1,990円+消費税にて売ってたトートバッグ。こんな値段のくせに、接地面にはクッション材が入っており、しかもノートPC用ポケットつきで、それがまたドンと置いても地面にぶつからないよう中空状態にしてあるという親切設計。iPadProは必ず持ち歩くので、ノートPCポケットは必須なのです。

 ちなみに上の写真には、すでに水彩道具一式が収められています。超余裕だけど、丈はぴったりって感じで、無駄なくすべて納められるところが良い案配です。

 中身はこんな感じ。

 外側にドリンクポケットがあるので、雨の日でもここに折りたたみ傘つっこんどけばいいし、小型のポケットはタオルやティッシュ詰め込んどくかなあ。

 道具が揃えば、さっそく使ってみたくなるのが人情というもの。次の開講予定日が待ち遠しくて仕方ありません。

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 一筆目でとんでもなくしくじると、もうどうとでもな~れ~って気分になりますね。紙がお高いから破り捨てはしないですけども、なんかもう激しくうなだれます。

 ...という具合にいきなり泣き濡れちゃってますけど、今月も水彩画教室があったのです。まずは先日描いた神社の絵を佐々木悟郎先生に見てもらって講評いただいて、その後で今回のテーマである食べ物の絵を描き始めました。下絵はあらかじめ宿題で描いてきています。

 今回自分がチョイスしたのは鍋焼きうどん。高滝湖畔にあるお蕎麦屋さんのこれが、細麺でありながら手打ちでもっちりしたコシのある麺で、しかもお出汁のきいた汁が麺に染みこんでいて美味しくてですね...あーお腹空いてきた。
 とにかくそのうどんを描こうと思ったわけです。よく考えたら初心者なんだから、もっと描きやすいサンドイッチとかにすれば良かったと後で悔やみましたけど時既に遅し。

 さー描こう、いや塗ろう、と思ったところ、考えてみたらうどんって白いんですよね。微妙なトーンで立体感を出さなきゃいけないのかな。あと、汁に浸かってるわけですよ。しかも湯気がもわもわしてる。

 えっと、これどうやって描くの?

 塗り進めるプランが自分の中でどうにも自信が持てなくて、紙を見つめたまま「うーん...」と。

 ところでこの教室。30~40人程度が入れる会議室で行われておりまして、教室の間だけ机の配置を替えて4~6人単位の島を作っています。
 この日は「ここにしちゃお~っと」と対面に座ろうとした人相手に「あんた本格派すぎてこっちが劣等感の塊になるからそこに来ちゃダメっすよ」「えーいいじゃんー」という会話をしたぐらいに(結局押し切られた)、「水彩画が本職です」という方々が同じ島に同席していました。

 その本職さんをチラリと見ると、ためらいなくスイスイ塗り進めているわけですよ。別の本職さんもチラリと見たら、やっぱりスイスイ塗り進めてる。へー勉強になるなあと思ってしばらく眺めていると、なんかすごく簡単そうにスイスイ塗っていくんです。ほんとスイスイ~って感じで。自信がなくてまだ一筆目を描けてない自分がバカみたい。

 そこで悟りました。

 『そうか、大切なのは自信だな』と。

 とりゃ、くらえ俺の一筆目、うりゃびしゃー。

 鼻水出そうになるほど大失敗。

 大切なのは慎重さですよ。何自信とかって。めっちゃ騙された感。上手い人の手先見て出来る気分になっちゃダメっすよ。

 正確には二筆目なんですけどね。背景に水分たっぷりの薄く淡い色を広げた後で、とりあえず簡単な影だけ先に置いちゃえと思って紫塗ったらどんどん滲んで外に浸食していって、止める手段もなく呆然と眺めるしかありませんでした。

 もうこれはゴミだ。わかった、ならば実験材料にする。ってことで、普段なら慎重に混ぜる色を「鮮やかにするんだからここはあえて2色しか絵の具を混ぜない」とか「青いんだから青でいいんだよ」みたいにざくざく塗り進めていくと、これが意外と「だからこそ、この色が出た」って感じで普段の自分のなら出せなかった色が出せてたりして面白いです。

 とりあえず上の実験だと、海老フライの色はいい塩梅かな。

 ざくざく手早く塗っていく色でもそこまで大外しはしてないみたいなので、慎重にやりすぎて「絵の具が乾いちゃった-」「上に塗り重ねちゃえ-」「顔料が変に浮いてきて汚くなってくー」というルートにハマリ込むよりはいいのかもしれません。

 あえて乱暴に、普段自分がやらないノリでガンガン仕上げてみて、その中から良かった点だけを掘り出して、2枚目の清書に移ろうかなと思ってます。

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 昨日から描き直しはじめていた水彩画の課題。最後に残した神社も塗り終わってひとまず完成させることができました。

 「神社が浮き立つよう鮮やかに!」と心がけただけあって、ぱっと目につく鮮やかさになっていると思います。そして何よりも屋根。この部分を使って光の感じを表現したいと思っていた屋根。これはかなり上手く塗ることができたと思っていて、個人的にここだけは100点満点の出来になってます。
 どんな表現にしたいか、じゃあどう塗るか。事前に立てた計画の通りにひとつもしくじらず実行できて、かつ狙った通りの結果になった。ここだけはほんと満足。

 そう、「ここだけは」ってことは、あとは不満足だらけなんですよね。
 ぱっと思いつくだけでもこれだけダメ出しポイントが...。

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 うーん、神社の光を際立たせるために前景を紫で統一したんですけど、ここまで神社を鮮やかにコントラスト高めの仕上がりにできるのであれば、彩度を抑えた色合いで樹木を着色した方が綺麗な印象の絵にできたはず。それもこれも神社を鮮やかに描く自信がなかったからなんですけど...描けるもんだな。失敗したなあ。

 あと「樹木がヘタすぎ」はほんとその通り。描く度に「おれヘタすぎ」って凹んでます。純粋に実力が足りてないポイントなので、これは反復練習で克服しないとなあ。
 というのも、そんな自信のなさもあってか、全体を見ると、どうも「単調にならないよう変化させなきゃ」と思い込んでる節が見てとれるのです。それで、妙にぼかしだとかにじみを多用し過ぎてる。そのために水分量が多くなって塗りが薄くなってそれを直そうと塗り足しやぼかしがどんどん足されて...そりゃ汚くなるわ。

 ぼかしは、屋根の仕上げのようにはっきりと意志を持った形じゃないと、単にごちゃごちゃと汚すだけですねこれ。それこそ少し離れて見てしまえば、「なんか知らんが汚い」以外の何ものでもない。
 うーん、2個前に描いた時の「水彩画っぽさが使えてない」って反省が逆方向に行き過ぎたかなあ。

 そんなわけで、次描く時は「ぼかしは、それがどうしても表現上必要な場所だけにする」ってしばりにして、アウトラインと彩度の濃淡だけで伝えられるように気をつけてみるのを自分の中の課題にしようと思います。

 あ、ボロクソに書いてますけど、本人は課題がはっきりしてる分、伸びしろもたんまり見えてて楽しくやってます。

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 先日描いた水彩画の課題がやっぱりどうにも気に入らないので、下絵から完全に描き直してみることにしました。せっかく佐々木悟郎先生がそれを見て講評してくれるのに、あれを持って行くのではあまりにもったいない。自分でわかる改善点はなるべく潰した上で話を聞けた方がいいですもんね。

 そんなわけでまずは鉛筆画。建物も今回はデフォルメせずになるべく忠実に(本当はそういう課題だった)。でも木が難しい。難しいなーくそーと思いながらも何とか描き上げて水彩用紙に転写してパレット他水彩道具を用意してさあ着色開始。まずは背景の空からです。

 いっぱつ目でしくじりました。

 いやいやいやまだ致命傷じゃない、まだなんとかなるはず...と思いながら次は背景の森。

 致命傷レベルでしくじりました。

 うおーちくしょーくっそー転写するのめっちゃ面倒だったのにやり直しだくそー。思わず目の前の水彩用紙をぶん投げたくなる私。でも、この紙お高いんだったと思い出して踏み止まりました。
 「しょうがないから、これは練習台にするか」
 作品としてはもうゴミですが、次の失敗が少しでも回避できるように、気になるところだけ塗りながら塩梅を確認してみることにしました。

 半分ヤケになりながらペタペターと塗ること数時間...。
 あれ?このゴミ、意外と持ちこたえてないか?

 最後の一番おいしい神社さんを残した状態でこーなったんですけど...神社の朱色をパキーっと鮮やかな色にすれば意外と悪くない具合に落ちついてくれるかも知れない気がしないでもないような。
 うーん、それにしても手数かけすぎる悪癖が修正できないなあ。どうにも汚くなる。難しいです。

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