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雑記

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本日更新分の『SOHOの家づくり』(アンテナの調子が悪いので反映されてないかもしんないですけど、今日更新されてます)を書いていて、ふと先月亡くなった義父のことを思い出しました。

カミさんとこって妹さんがいるだけなので、お義父さん以外は皆女性なんですよね。んでもってお義父さん以外は、ルーチンワーク的な仕事経験しかないもので、そのせいかどうも仕事に対する認識が甘い…ような気がする節があったりなかったり。
そのあたりでカミさんに対しても、「わかれよ」とイラつくことがあったりなかったりすることもあるわけですが、本人同士だとどうにも角がたつばかりでよろしくない。自分の言い方が悪いせいもあってか、たいていが「意地をはられて余計困ったことになる」ばかり。

そのへんで、よくお義父さんは代弁者になってくれてたなぁ…と。

そんなことをふと思い出したのでした。

え?なんか本文中にやたらと煮え切らん書き方の文が混じってる?
だってそれはアナタなんというかアレですよ。大人としてですね。分別をもった大人としてですね。
えっと…。

怖いもん。

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一社目の会社を辞める時に、皆で笑い話のように言ってたセリフが「後ろ向きに前向きだよ」というものでした。「やれるやれる」「がんばれるがんばれる」と正面を向き続けるのだけが「前向き」ってわけじゃないんですよね。進み続ける限りは、どこを向いてたってそれは「前向き」なんだと思います。

とはいえ、そのサジ加減が難しい。ともすれば、なんでもかんでもすぐ諦めちゃう人になっちゃったりもしますものね。

思えば20代の頃は、いつも「まだできる」「まだがんばれる」「もっとやれる」と自己暗示をかけながら、賢明に前を向き続けていたように思えます。絶対諦めなくて、意地でもしがみついていて、そうしてこそきっと向こう側の何かが見えるようになると思うんだ。なんて考えてた。
間違っちゃいないと思うものの、ずっとやり続けるもんでもないかなぁなんて今は思います。

そんなわけで最近は、「あ、こりゃ今のオレには無理だわ」という結論を、あまり抵抗なく受け入れられるようになりました。「できない」という言葉を毛嫌いするんじゃなくて、「わははー、そりゃ今のオレの力じゃ足りんわなー」と笑っちゃうような感じ。

だから何が変わるわけじゃないんですけど、そーすることで前よりも素の自分と向き合えているような気もしたり。個人的にはしなやかさが増したのかなーと思ったりするのですが、単に人間がゆるくなってぐにゃぐにゃしちゃっただけなのかもしれません。

と、忙しさがひと段落した今、思ったりするのでありました。

そーいえば、今年は打ち上げや忘年会のお誘いをすべて来年に持ち越しさせていただいてたんですが、ここへきて「ちょっと落ち着いたかな」となった瞬間にスパッと一件お誘いのメールが飛んでまいりました。まさにジャストタイミング。
そんなわけで、今日は「WEB+DB PRESS Tech Meeting」とかいうイベントに出かけてまいります。その後打ち上げもあるみたいなんで、久しぶりの酒の席だとえらく楽しみだったりして。
そーいやカラオケなんてものにも長く行ってないなー。行こうって話になったりしないかなー。

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昨年から今年にかけてずっとなんやかんやと忙しく追われる生活が続いてきてたんですが、今月に入ってからようやく普通に家族と過ごせる時間が増えてきました。
なにもなければ当たり前としか思わない生活なんですけど、その当たり前がずいぶんと遠のいてたなぁ…と。家にひとりでいて、一日誰とも会話しない生活ってのも長かったし。それだけに、「当たり前」の有り難みが身に染みる今日この頃です。

夏頃にこちらの本の単行本化に絡んで精神科医の先生にインタビューした時、仕事そっちのけで話を聞いちゃうくらいに、「オレ、やばいかも」と危険信号を感じたことがありました。なんというか、思考が上滑りしてじっくり考え込めなくなってきてたんですよね。焦りなのか疲れなのか知りませんけど、とにかく「急げ急げ」とそればっかりが頭の中で鳴り響いてた。それを無理矢理に押さえつけてなんとかかんとか制御してましたけど、余裕なんか全然なくて。これはちょっとクールダウンの時間を作らんといかんなと。
ただ、その後も色々コトが起きちゃってたもんで、「やれるとこまで」とやってるうちになんか気がつけば12月で。夏に「やばいかも」と感じた身のウチに関しては、かなり頭の中で鳴り響くアラートを無視したままここまで来ちゃった感があります。

で、ここ数日落ち着いた生活をしていたらですね。明らかに快方に向かってるって実感があるんですよね。
仕事に関しても、〆切に追われる状態から多少はストックを貯めていける状態に変わりつつありますし、とっちらかって廃墟状態だった仕事部屋も、少しずつ少しずつ片付けられる時間が取れるようになってきて、おかげでちょこちょこと運動する時間も作れるようになってきた。そしたら身体が中から元気になってくるので、また色々進むようになってきて…。

ぐつぐつと脳が煮えちゃってたんだろうなぁと、今はそんなことを思うばかりです。

「水の状態からゆでていくと、気がつかないうちにゆであがって死んじゃうカエルの話」を「ゆでがえるの法則」とか言うらしく、たまに拙著でもその法則については触れてたりするんですけど、「まだやれる」「まだできる」と思ってるうちに、すっかりゆであがりつつあったのかなぁ…なんて思うわけで。

あせらない、あせらない。
うん、これですね。あせらない。
〆切が来ても、あせらない。

いや、それはちょっとだけあせろう。

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なんか熱が39度とか出てやがりますよ。
なんだこれ。

「インフルエンザじゃないか?」と、ただいま隔離生活がはじまろうとしております。

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「してます」っつっても、昨日はじめてしただけですが。何年ぶりだろうなぁ、ひとり暮らしの時はしてたけど、結婚して以降は昔かみさんが寝込んだ時に一回雑炊作ったくらいだな。

…というわけで自炊ですよ。
幸いにも千葉に残った私と娘はウイルスにやられてなかったみたいで(カミさんと息子はナントカ腸炎になってたらしい)、腹痛もぜんぜんたいしたことなくおさまってくれました。んで幼稚園に迎えに行かなきゃならん時間となって、さて晩飯をどうしたものか…となるわけですが、そこで久しぶりに自炊してみることにしたのです。

岳父闘病中のドタバタで千葉に1人で残った時なんかは、ずっと一週間外食続きとかいう生活を普通にしてたんですけども、やっぱそうすっと明らかに体調がおかしくなってくるんですよね。さすが外食です。何が入ってんだかわかったもんじゃない。
まぁ、年のせいで抵抗力落ちたってのが、その根底にはあるわけですが。

で、そーしたもんを娘に食わすのはどーなんだとなりまして、毎回留守番するたびにそんな食生活させちゃいかんよなという思いもあって、「自炊すっか」となったわけであります。
あー、ナポリタンひとつ作んのに、えらく大仰な文になってるな、我ながら。

普段はカミさんに叱られてばかりの娘も、なんか特別なイベントとワクワクしたのか、飯作ってる間にお風呂を洗ってくれたりと、なんかすんごく大活躍で。
さらにはあんまり食に興味を持たない性格でもあったはずなのに、作ってる横からパクパクモシャモシャとつまみ食いまでする始末。作りすぎたはずのナポリタンが、見る見るなくなって行くのが圧巻でした。

昨日はサラダ作るのを忘れてしまったので、今日はちゃんとそのあたりまで考えたメニューにしたいと思います。メインは何にしよう。肉がいいな、肉。

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昨夜、下の子がいきなり「コパァ」と吐きました。生まれてこの方、ケロケロと吐いたことはなかった子なので、こりゃどうしたことかとびっくりしてたら、その後も「コパァ」「コパァ」と吐きっぱなし。

この晩は、本当ならカミさんがこの子を連れて実家へ帰る予定だったんですが、これじゃ動かしてやるのはかわいそうだということになって、ひと晩様子を見ることに。朝になって少しは吐き気が落ち着いたのを見届けてから、車で実家に向かいました。
千葉には私と娘が残ってお留守番です。

んで、夕方に様子伺いの電話を入れてみたんですよ。
悪い物でも食べたのか、はたまたおなかにくる風邪でもやっちゃったのか、はてさてどっちだろう…と。

そしたらカミさんがダウンしてました。吐き気がものすごいらしい。熱はないのでインフルエンザではないっぽいんだけど、かなりタチの悪い風邪であることは間違いない。

「あんたこれきっついよ。ちょっとでも胸がムカムカしてきたら怪しいよ」

…そんなありがたいお言葉をいただいて電話を切りました。
で、それから約1時間ほどがたちまして。なんだか妙に腹が痛いわけなんですけども。

はたしてこれはなんなのか。
そして幼稚園にいる娘は無事なのか。

そんな、プチアウトブレイク状態にある我が家なのでありました。

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千葉に移り住んできて、はじめての冬を迎えました。
寒いです。

詳しくは『SOHOの家づくり』にて。

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先週末に葬儀も終わり、すべてが済んだわけではないですが、ひとまずは「ひと区切り」となりました。
となれば通常運転モードに早く戻して、この一ヶ月ためにためてきた仕事のツケを早々に払っていかんとなるわけですが…。

予定表を見て、ちょっと…どころではなくぞっとしたりして。

先送りできる予定は全部先送りにすることで、身体を空けてきたんだもんなぁ。
逃げちゃダメかなこれは。ダメだろな。げふん。

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義父が亡くなりました。肺ガンでした。
夏頃に判明して、そこからの数ヶ月間。自分がやれたことなんて全然たいしたことないんですけど、それでもその数ヶ月は、振り返ると1年にも2年にも相当するような、そうかと思えばあっという間の出来事だったような、そんな不思議な数ヶ月でした。まだふわふわと、どこか気持ちが宙に浮いてるような感すらあります。

自分が今、こうしてフリーランスという立場でいられるのって、この義父のおかげが大なんですよね。
自身が「束縛をきらう」という性格だったからだと思うのですが、それがために私がフリーになるとした時も、あえて反対はしないという立場を堅持してくれて、おかげで周囲の皆も強行には反対できなくて。でも、「責任は増すよ」ということはしっかと念押ししてくれたり、その一方で「今はきびしい時期だろうから」と、ことあるごとにウチら家族を夕食に連れていってくれたり…。

義父自身も脱サラ組だったので、自身が苦労したことを踏まえての言葉だったんだと思います。

すごく気を遣ってくれる人でもあり、食事に行った時や実家におじゃました際など、別れ際に右手をあげて「じゃ、どもね」と挨拶してくれるのが常でした。そんな義父なので、いよいよ病状が深刻になってからは、気を遣わせて疲れさせちゃいけないと、なるべく裏方にまわっていたつもりです。それでも居るとわかると気を遣ってくれて、去り際の挨拶もいつも通りで。病室のベッド越しであろうとも、それはいつも通りで。つい2日ほど前に病室を訪れた際も、やっぱりそれはいつも通りで。

誰かが子どもたちを見てなきゃいけなかったので最期をみとることは叶いませんでしたけど、自分にとっては最後の最後まで、義父は義父でした。

今は「束縛をきらうが故の責任の取り方」というものを間近に見たような気もしています。「ああ、立派だったな」と思うところも多いです。家族を抱えながらもフリーな立場をのぞむのであれば、こんだけのことはしなきゃいけないんだな…と。

ただ感傷にひたるだけではなくて、後に残る家族の1人として、そうしたことを考えながら、しばらく喪に服したいと思います。

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前々から気になっていた業田良家さん著の『自虐の詩(上)(下)』を読みました。
で、泣いた。前半は正直「なんだかな」と思うところもあったんだけど、途中から止まらなくなって、最後はじーん…と。おもしろすぎる。名作と言われるのも納得の本でした。

このテーマをこのノリで、青臭くなく、気恥ずかしくさせずに、地に足つけて描けるところがすごいです。
自分に描けるかっつったら絶対ムリですもんね。なんてオレは底の浅い奴なんだ…と、己のケツの青さをこれでもかと実感いたしました。

自分が子供の頃。道ばたには犬のフンがごろごろ落ちてるのが当たり前で、夏休み明けには一家で夜逃げしてる友人がいたり、親に捨てられて養護施設入りした友人がいたり。放課後には女子トイレに変質者がひそんでいたり、それを皆で追い回したり。「金返せ」などの中傷ビラをドア一面貼られた家というのもままあって、部落という言葉もやたらと身近だったあの時代。今にして思えば、やたら左向きの小学校だったなと思うあの時代。

今帰郷すると、えらく小綺麗な町に変わってたりするんですけど、この本を読んでいるとそんな昔についついトリップしてしまいます。
アスファルトやコンクリじゃなくて、土と汗のにおいがしてたんですよねあの頃は。
良い悪いじゃなく、人の原体験の奥深いところをえぐり出す。そんな本でした。

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