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ツーリング

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月が変わりましたので、BikeJINの新刊が出ました。今号では、シーズンインの慣らしとして、先月行ってきた千葉 大房岬でのキャンプツーリングで起きた顛末をつづっています。

ちなみに大房岬というのは、館山より少し前の富浦ってとこにある岬です。うちからここを目指して下道で行くと、うぐいすライン、清澄養老ライン、無料化された房総スカイライン、もみじロード、県道88号 富津館山線などなど、気持ちの良い道を乗り継いで行けるので飽きることがありません。しかも帰りはちょっと南下して館山の房総フラワーラインを走り、ちょっと戻って安房グリーンラインで北上して、またまた県道88号でうねうね遊んで帰ると、これがまた楽しい。信号も渋滞もほとんど無縁ですしね。

中でも楽しい道がもみじロードと県道88号でした。88号は道幅が狭いから、いつももみじロードの方を選んで走ってたんですけど、今回走ってみたら、意外と88号の方が楽しかったです。

『千葉の道 県道88号線 富津館山線』(※2倍速で再生されます)

『千葉の道 県道182号線 もみじロード』(※2倍速で再生されます)

今回、食事関係にはあまり恵まれないツーリングでして、最終日もお目当てのラーメン屋に(さんざん迷いながらも)辿り着いてみたら閉まってて泣き濡れて...なんてひと幕がありました。
ところが、それでヤケになって「もうどこでも目に付いたとこで食ってやる!」と飛び込んでみたら、そこがもう絶品で。めっちゃおいしくてびっくり。しかも店主さんが大のMOTO GUZZIファンで、実に楽しい時間を過ごさせていただきました。

塩ラーメン "梅軒" =BAIKEN= (食べログ)』

こういうことがあるから、旅っつーのはおもしろいですね。
あー、これ書いてたらまた食べたくなってきた...。

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昨夜少々酒を控えめにしたのもあって快適な目覚めの朝。すでに職場で働いているであろう友人に「じゃあ、またなー」とメールを送って、いよいよ福島ともお別れです。

が。

インターチェンジに向かう途中、道の真っ正面に見覚えのある山が広がっていて、おおまさにあれは!とコンビニの駐車場でしばらく一休み。
「あそこに見えるの浄土平だよなー」
「そっかー、あんなてっぺんを走ってたのかー」
「そりゃあ雪も残りまくりで寒いわけだわ…」
などなど、しばらく見とれたっきりになって、なかなか出発しようという気がおきません。とにかく楽しかった。実に楽しい4日間でした。

うおー、絶対また来るぞ福島ー大好きだ福島ーとか固く誓ったりなんかして。

その一方で。

福島県内を高速道路で移動していると、「そうかこのまま行ってしまえば東北に出るんだな」と思うことが度々ありました。キャンプ道具一式積んでた時なんかは、「もうこのまま進んで行っちゃえばどこまでも行けちゃうな」とも。「いっそ行ってみるか」なんて怪しい思いにとらわれそうになっちゃったりも。

東北って、自分にとっては未知の世界なんですよね。
その未知の世界に、ちょっとこのままアクセルをひねっちゃえば、数時間も経ずたどり着けてしまうというのが、たまらなく魅力的に思えたわけです。

そんでもってそのまま本州最北端を目指すとなれば、その先には北海道の大地がまっているわけで…。

あー、行ってみたいなあ。それはやはり一度は行ってみたいなあ…と、あらためて強く思った数日でもありました。
いつか1カ月くらい期間をもうけて、東北~北海道ツーリングに出かけよう。うん、絶対行こう。

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3日目-。
この日は福島駅近くのホテルに移り、夜に古い友人と飲みに行く約束をしていました。したがってキャンプ場暮らしはこれででおしまい。この期間中、唯一のキャンプ仲間であったアマガエルさんに敬礼をした後、テキパキと撤収作業を進めます。

今回利用させていただいたキャンプ場は『猪苗代湖モビレージ』というところでした。
バイク利用は1泊1,000円とリーズナブル(ただし6月からは値上げされるらしい)。トイレも洋式で綺麗だったし、炊事場やシャワー(コイン式3分100円)も整っている。全般に管理が行き届いていて、実に良いところでした。ただ、バイクだから広くてゆったり過ごせましたけど、オートキャンプのサイトとしては少しせまかった気もする。車だとけっこうキツキツなんじゃないだろうか。

さて、当初の予定では本日も観光3道路を走って遊ぶつもりでした。ところが昨日立ち寄った浄土平がかなり印象に残っていて「観光も楽しいなあ」という気分に。
じゃあこのへんになんか他の観光スポットないかなーと昨夜調べたところ、「あ!これは!」という場所を発見。今日はまるごとそこの観光に割り当てる日と方針転換いたしました。

なにかというと「白虎隊」。
そうじゃんねー猪苗代に来てんだもん、白虎隊があるじゃんねー。

というわけで荷物をまとめてチェックアウトを済ませると会津方面へ移動。
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で、やってきたのはこちら。ナビで有料駐車場目指して走ってきたら、脇にバイク用の無料駐輪場が用意されてたすばらしい。

え?どちらって?
白虎隊で会津といえばこちらですよ、お城!鶴ヶ城!
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実は白虎隊とかあんまり良く知らないので、隊士のお墓を参る前に歴史の勉強した方がいいだろうと判断したのであります。案の定、城の中には資料がてんこもりで、会津の悲劇に至る流れが存分に勉強できました。

うーん、こんな歴史になってたんだなあ。
そもそも今やってるNHKの大河ドラマがここのお話だってことすら、このお城に来るまで知りませんでしたよ。今度あっちも見てみるかなあ。

天守閣から、白虎隊士が自決した山を眺めてみる。
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そっかー、あんな山深いところでなあ…。なんとなくしみじみしてみたり。

今度は白虎隊士の側からお城を眺めてみようということで、彼らが自決した地にやってきました。このへんのみやげ物屋さんは全部駐車場を無料開放してくれてるみたいで、バイクをとめる場所には事欠きません。
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案内にしたがって山を登り、さらに進んでいくと墓地の真ん中にこのような像が建っています。このガキんちょが眺める先に、鶴ヶ城が見えるらしい。
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同じように眺めて見ると、とおくのほーうにちっこくお城が。
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白虎隊といえば、「お城が炎上したとみて全員が自決した」というエピソードが有名なわけですけども、こんなに小さく小さく、やっと見えるという状態での話だったとは知りませんでした。もっと大きく見える状態だと思ってた。

故郷にまだこんだけ距離を残した状態で絶望に至ったんだなあと思うと、どうにもまたしみじみしてきます。

この敷地内にはそうして自決した隊士の墓があるわけですが、
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ここには自決した者達だけでなくて、その前の戦闘で命を落とした者達も、全員「白虎隊」として同じ場所に墓をもうけられていました。

ただ1人。自決した際に一命をとりとめてしまった飯沼青年だけはぜんぜんちがう場所に隔離されてるんですよね。
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そうかー…そうなのかー…とまたなんとも言えぬ気持ちに。

敷地内には他にもローマやドイツから贈られた、白虎隊の武士道をたたえる旨の記念碑が置かれています。
腹の立つことに、その「武士道をたたえる」部分は、第2次世界大戦後に占領軍の命によって削り落とされているんですよね…。

今までにも何度か書いてますけど、私の生まれ育った土地は国歌や国旗がタブー扱いになっていて、今まで自分は君が代を声に出して歌ったことがありません。我が子の運動会などで「国旗掲揚」という言葉を聞くと、頭ではわかっていても、体は「いやな時代を連想させる軍国主義的な習わし」的な反応を示します。

当然、「日本がいかに悪いことをしてきたか」ということばかり、繰り返し繰り返し小学校では教育されたものです。

その記憶がフラッシュバックして、それとあわせて「なんでこの誇らしく、讃えられていた民族性があんな話にされてしまっていたのか(そしてそれを自分は信じてしまっていたのか)」と無性に腹が立ちました。むきー。

この後、白虎隊記念館に立ち寄って「あ、昔のおばーちゃん家と同じにおいがする。なつかしーなー」とかひたっていたあたりでタイムアップ。福島駅で約束している時間に近くなってきたので、またまたバイクにまたがり、高速道路で一路福島の街をめざします。

今回の旅行は、この友人に会うという目的も大だったので、外すわけにはいかないのです。

というわけで夜。
つい先頃バツ2となってしまった友人の話は、話しても話しても尽きることがなく、延々夜は更けて行ったのでありました。

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2日目は昨日とうってかわって気持ち良い朝。
きゃーきゃー怖い怖い言ってましたが、ぐっすり眠って明けてしまえばなんてこともなく、きらきら輝く湖面が綺麗で「あーやっぱ湖畔のキャンプはいいなあ」なんて現金なことを思うワタシ。
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とりあえず昨日濡れまくったあれこれを干すことから1日がはじまります。
今日の予定は福島に来たおっきな目的のうちのひとつ。観光道路を走りまくるぞの巻であります。震災以降の集客力アップ措置として、「磐梯山ゴールドライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯吾妻スカイライン」といった有料観光道路がここ数年ずっと無料なんですよね。

この道路の写真をなんかの雑誌で見て以来、ずっとずーっと、ここをいつかは走ってみたいと、そう思っておったわけです。

地図で見るとこんな感じ。3つの道路を乗り継いでいくと福島の街に出ます。Aがキャンプ場で、B~C~Dがそれぞれ観光道路。Eが福島の街です。

大きな地図で見る
特に街のほうには用事もないので、福島にまで出たらまたUターンして今度は逆方面から走って帰ってくる予定。さーって何往復くらいできるのかなー…と、そんな呑気なことを考えていたんですこの時は。

まずはじめに通るのが「磐梯山ゴールドライン」。
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こんな道を気持ち良く走りながら、景色のいいところにさしかかるとバイクを停めて写真を撮ったり、景色をぼーっと眺めたり。

ゴールドラインを抜けたあたりで早めの昼食にしようと、ふと見かけた美味しそうなうどん屋さんに停めて見ると営業終了の看板が。ついてません。昨日は雨とチェックインの時間に間に合わせるのとでバタバタしてたもんで、朝飯の用意ができなくて、この日は朝からなーんも食べてなかったのです。
腹減ったー。

仕方なく先に進み、今度は「磐梯吾妻レークライン」に。
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無料開放中の札がかかった料金所を抜けてすぐのところに湖がひろがっており、ああこの景色はなんかいいなーと小休止。ぼーっと湖を眺めているとウグイスをはじめとする色んな小鳥の声が鳴り響いていて、すごく気持ちが落ち着きます。

いやほんとなんかここは和むなあ。

そんなことを考えながらぼーっと、多分20分くらい過ごしたでしょうか。

さあ行くかーと振り返ってみたら、バイクのライトが点きっぱなし。キルスイッチでエンジンをオフにしたまま、キーをオフにするのを忘れてました。

いやいかんいかん気をつけないと…とか思いながらスタートスイッチを押したら「キュ…カチ…カカカカカカカ」と。
セル、まわんなくなってるんですけど。

まさかのバッテリー上がり。うそんまじ。うわやっちまった!

とりあえず保険にくっついてるロードサービスを呼べばエンジンをかけるとこまでは大丈夫として、「じゃあその手配が終わって救援に来てもらえるまで何時間空腹のまま過ごすんだろう」とか、「このバッテリー今までにも何回か上げちゃってるよな…もし劣化が進んで終わってしまってたとしたら、これ再始動した後も次にエンジン止めたらまたエンジンかかんなくなっちゃうんじゃね?」とか、「じゃあノンストップでバイク屋に行って」「いやいやバイク屋ってどこにあるよ」「つかバイクのバッテリーとか在庫してないだろ」「そもそもバイク屋見つかるまでオレ飯抜きだったりするの?」とか…。

ぐるぐる脳裏をよぎる色んな不安を鎮めながらとりあえずロードサービスを手配。先ほどまでとはうってかわった心境で、また湖を眺める時間に戻ります。
うーどうしよう。
一応手配の際に確認してみたら、バッテリー上がりの出動は90日間に1回だけという縛りがあるらしい。なのでブースターで無理矢理エンジンをかけれたところで、もしバッテリーが終わってたとしたら次にエンジンを止めたところで詰みです。そもそもエンジンを止めずに行けるとこまでがんばって…といっても、ガソリンがもう残り少ない。それはまあガススタまでがんばればいい話なんだけども…。

「ここでツーリング終了かなー」と絶望的な気分になりつつ過ごすこと…何分だろう…たくさん過ごした気がするけど多分10分ちょいくらいなんだろうなあ。
ふと、ダメもとでナビの給電線を抜いてもう1度セルスイッチを祈りながら押してみたところ…

「キュルルルル、ブォン!」

かかった!かかったよおい!かかった!

すっげーうれしい!ちょううれしい!めちゃくちゃうれしい!

なんでかはわかんないんだけどもとりあえず動けるようになったのでロードサービスにその旨を伝えて先に進むことに。とはいえ「エンジン止めたら次はもうかからないかもしれない」という不安は抱えたままです。とりあえず電気を使わないようにして、走れるだけ走り続けて、バッテリーが無事に回復してくれていることを祈るしかありません。

そんなわけでレークラインはノンストップで走り続け、不安のタネを抱えたまんまなので今ひとつ気分も乗らないまま「磐梯吾妻スカイライン」へ。もう道を楽しもうなんて気持ちはとっくに失せてます。とにかくノンストップで街まで出てバイク屋を探そう。

…と思ってたんです、が。
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スカイライン途中にある浄土平で、思わず景色に息を飲んで止まってしまいました。なにここすごい。
一面の荒れ地。そのむこうには噴煙が上がっていて、硫黄のにおいが立ちこめてます。「気分が悪くなったらうんぬん」的な注意書きもある。
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別方向を見ると一面の湿地帯…なのかな。トレッキングコースもあるようで気になります。気になるけど、あれ行ってたら1日終わりそうな予感があるくらい先が見えない。
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また別方向を見ると延々と頂上に向けて階段がのびてる。看板には吾妻小富士とあります。階段の先、何があるんだろう。
走りにきただけのつもりだったので、まったく観光地のチェックしてないんですよ。なのであの丘の先に何がひろがってるんだか、まるで想像もつきません。
ひろーいひろーい一大パノラマが広がってるとか、そんななのかな。

どうにも気になるので、とりあえず腹ごしらえを済ませた後で、こっちは登ってみることにしました。「エンジンかかるかなー」という不安は抱えたままです。
最悪ロードサービスを呼ぶことになった場合に、ここで夜は迎えたくない。ガス噴き出しまくりだし、雪が残りまくってるぐらい寒い。
ふとiPhoneを見たら圏外の文字が。なんかすげーイヤな予感しかしません。

えっちらえっちら登ってみたら、そこに待ってたのはどでかい穴ぼこでした。
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これ、火山だったんだ!
穴ぼこの対岸にいる人間が点ぐらいにしか見えないほどのでかい穴ぼこ。もっと広角のレンズ持ってくればよかった、写せないじゃん!と悔やむほどのでかい穴ぼこ。すげえ、穴ぼこすげえ。
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こんなでかい岩がゴロゴロと転がってます。立ちこめる硫黄のにおいとあいまってまさに死の世界。昔学校で習った「象の墓場」って光景が頭の中にチラチラ流れたり。

穴ぼこを一周ぐるりと歩きながらふもとを見下ろすと、「うひょ」と声が出ちゃいそうな道が広がってます。あーエンジンかかるといいなー。
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で、エンジン。無事にかかりました!バッテリー死んでなかった!良かった!

やったあああああとか思いながら先ほど眺めた道を進むと景色がゆがんでることに気づきます。寒いくらいなので熱とかじゃない。道路脇の看板に「ガスが噴出してるからここらへんで止まるな」の文字が。
これガスか!ガスでこのへん一帯の景色がゆがんで見えるのか!

またまた「象の墓場」って文字が以下略。

そうして小一時間ほど走るとスカイラインも終わってふもとの街につきました。
もう心身ともへとへとになっちゃったんで、再び観光道路を往復して帰る予定はパス。街でガソリンを補給したら、近くのスーパーで食材とビールを買い込んで高速に乗って帰りました。高速で…っていっても、これだって結局2時間くらいかかるんですけどね。

「もう今日は色々あって疲れ切っちゃったから、焼き肉とビールで心を癒すんだ」

そんなことを思った夜の1人パーティーは、すさまじい量の蚊の大群襲来によってそれはそれは恐ろしい地獄絵図になりました。
どんだけ振り払っても、視界にうつる自分の体に、常時2桁くらいの蚊が取り付いてきてる。さすが湖畔。しかも蚊にまぎれてなんか噛まれたら痛い虫までちょこちょこ攻撃してきてるし。なんだこいつ。
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蚊は二酸化炭素に引き寄せられると聞いたので、「お前ら全部引き寄せられて燃え尽きやがれ」と大虐殺を画策してみた焚き火の図。

大勝利でした。

きれーいに虫がいなくなり、勝利の美酒に酔いしれる2日目の夜でありました。

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うちから福島に出るのは、首都高経由で東北道に抜けるのが一番早いのですが、いったん東京の中心近くまで出なきゃいけないというのはえらくテンションが下がるもので、今回は海沿いを北上するルートで行ってみました。

まず千葉東金道路で松尾横芝ICまで進み、一般道に降りて芝山はにわ道を北上。成田で東関東道に乗り終点の潮来ICまで一直線。再び一般道に降りて海沿いの国道51を北上し、常磐道とぶつかったところで再度高速にイン。そのまま猪苗代湖まで走り抜けるというルートでした。

どうせだったら、淡々と高速を走るだけじゃなくて、やっぱ道程も楽しまないとねー…とか思ったからなのですが…。

もうね、ずーっと雨。
福島県に入って郡山抜けるまでずーっと雨。

合羽を着て体力の消耗は抑えるよう努めましたが、そんなびちゃびちゃの状態ではどっかの店に入って食事や休息を取ることもかなわず。「うおー、ちくしょー、あめー」と怨嗟の声をあげながら延々と走り続けるはめになりました。雨と霧で景色も見れたもんじゃないので、これだったら素直に東北道行ってりゃよかったなー。

目的地のキャンプ場近辺は一日曇りだったみたいで地面がぬかるんでることもなく、ほっとひと安心。
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平日だけあって貸切状態らしく、どこでも場所が選び放題。まよわず炊事場近くの湖畔を陣取りました。

管理人さんは炊事場前の方がおすすめだったみたいで、「なんでまた湖畔の側なんかに…」という表情だったのが少し不思議。だって湖畔のキャンプ地つったら、やっぱ湖畔が一等地ではないの?ちがうの?

とかいってる間にみるみる日が落ちて暗くなっていきました。急いでテントはらなくては。
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でね、テント張り終わる頃にはすっかり真っ暗になりましてね。貸切だから自分の他にはなーんの明かりもないわけですよ。
曇り空だから月明かりもないわけですよ。

何の気なしに湖の方見て、「あっ」と思った。これは怖いかも。ヘッドランプで湖面照らしたらなんか見えちゃいけないものが見えちゃいそうというか、なんか寝てる間に…うわわ怖い想像した。怖い。考えるのやめよう。
そう考えると管理人さんのあの表情って…いや考えない。考えないですよ。

そんなわけで、怖いからとっとと寝ます。

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おー台風一過ですげー青空だー。気持ちいいー。というわけで、この間行ったプチツーの続きを書いてみる。

もみじロードを堪能した後、海沿いの道を南下していくと、お祭りまっただ中の館山に到着。あっちこっちで御神輿が担がれていて、それを眺めながら渋滞の道をノロノロと進みます。
いかにも海のオトコって感じのゴツイ兄ちゃんたちが大勢で担いでたんですけど、それでもフラフラするもんなんですね御神輿って。どんだけ重いんだあれ。

そんなことを考えながら館山の街を抜けると、走ってみたかった道のひとつである『房総フラワーライン』がスタート。なんでも満開の花を愛でながら快走できる海沿いのツーリングロードなんだとか…が、花ないね。シーズンじゃないのかな。

途中で県指定史跡である旨の立て看板を見つけて、ちょっと洞窟に立ち寄ってみたり。『鉈切洞穴』という場所で、古墳時代には墓として使われたりもしてたんだとか。
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今は洞窟跡に神社が建っていて、その本殿から裏側をのぞき見ることで、奥にある洞窟と、そこに奉られているものを見ることができます。奥は雰囲気ありすぎでちょっと鳥肌たった。
家族が今病気をしているので、その快癒を願ってちょっとお祈り。

再びバイクに乗って、右手方向の海に気を取られながらも灯台を目指すこと10数分。
どうも灯台近くは車用の有料駐車場しかなくて、休憩所みたいなのもないっぽい。道も狭くて、ちょっとそこらへんに停めて…とできるような場所でもありません。
持参の弁当ひろげてのんびりしたかったので、なんかいいとこないかなーと思いながら「この先行き止まりUターン不可」の看板を無視して海側突き進んでいったらキャンプ場に到着。
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入場料100円払ったら中でゆっくりしてっていいし、駐車場にバイク停めて灯台まで散歩することもできますよーという話だったので、そうすることに。
磯に降りて良さげな潮だまりに足を沈めて、「あー足湯気持ちいいわー」とかいって疲れをほぐしながら昼食にする。視界には、釣りしてる家族とか、磯遊びに興じる家族とか。海風もおだやかですげー気持ちいいんですけどここ。

腹がいっぱいになって少し昼寝した後で、いよいよ本日の目的地である灯台へ向かう。千葉の先っちょ、東京湾の東端を担う洲崎灯台がこちら。ばばーん。
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うん、まあ、なにがあるわけでもないので、観光っつってもすぐ終わっちゃうんですけどね。来たぞーっていうだけかな。あ、でも高台に立ってるので、さっきのキャンプ場とかも全部見渡せて景色はよかったです。

せっかくここまで来たので、じゃあもののついでだと、再びバイクにまたがって、今度は千葉最南端の灯台を目指してみる。野島崎灯台というらしい。じゃじゃーん。
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こっちは無料駐車場も用意されていて、公園もあるし土産物屋もあるし、船底がガラスになってて海中観光ができる船が出てたり、港で釣りができたりすごく楽しそう。有料ですけど、灯台の中に入って上に登ることもできちゃいます。

公衆トイレに立ち寄ったら小便器からカニが出てきてどひーと驚きながら、またまたバイクにまたがって本日最後の目的地『安房グリーンライン』へとレッツゴー。そろそろ日が暮れてきたので、暗くなる前に走り抜けたいところです。

いやー、安房グリーンラインすごいわ。めっちゃ綺麗で広くてほどよくカーブがあって緑に囲まれてて、これは気持ちいい道だわ。
楽しさではもみじロードだけど、こっちはこっちで、近くを通る時には必ず使いたい道だなぁこれ。規模の大きなうぐいすラインって感じ。

この安房グリーンラインを抜けて、ちょっと農道をちょろちょろしてたら暗くなってきたのでタイムアップ。夕飯の時間くらいには家にたどり着いていたかったので、富浦ICから高速にのってまっすぐ自宅へと向かったのでありました。

そんなわけで、ほぼ丸々バイクで好ましい道を走り続けた1日。楽しかったー。

これでだいたい総走行距離が300kmを切るぐらい。今回は高速使っちゃったけど、灯台観光で時間食ってなければ、安房グリーンラインの後は国道128号線~国道410号線ルート北上して帰るのも楽しそうです。
国道410号線のスタート地点も好きなんですよね。スコーンとまっすぐな道が目の前に広がっていて。

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連休初日の土曜日。ほどほどに涼しく、かつ青空の広がるあまりにいい天気だったので、当初の予定を取りやめにして、急遽「千葉の先っちょにある灯台を目指しつつ、そのあたりに点在する気になる道を全部走ってこようツアー」に旅立つこととなりました。

いや、もともとバイクの講習会にでも行くつもりだったので、どうせバイク乗るならこーいうのもいいなぁと思いましてですね。

千葉の先っちょにある灯台といえば、館山のちょこんととんがった先にある洲ノ埼灯台です。
この灯台のまわりには『房総フラワーライン』という、よく雑誌に載るようなツーリング道があるので、これも走ってみたかったんです。
というわけで目的地をそこにセットして出発ー。

まずは良く行く『うぐいすライン』と秋口になると紅葉の綺麗な『養老渓谷』を抜け、これまた一度走ってみたかった道である『房総スカイライン』を目指します。のんびりした旅なので、途中で見つけた亀山ダムに立ち寄って小休止。ライダー必須のコレクターアイテムであるダムカードは残念ながら平日のみの配布ということでがっくり。

亀山ダムを出たら、ほどなくして房総スカイライン。
天気良かったはずが、やたらと天気雨の多い日らしくて、ざーざー降る雨が止まりません。でも、ちょうどそれがひんやりすずしくていい感じ。この季節は雨もまた一興だなぁとか思いながらスカイラインを走ります。

道は気持ちいいことは気持ちいいけど、特に景色が爽快に広がってるというわけでもないから、お金払うのめんどくさいし次からはいいやーとか思いながら走り抜ける。

房総スカイラインを抜けて国道465号線を海側に進むと、実に風情のある立て札が道の脇にささってる。『もみじロード』の入り口です。
残念ながら季節的にもみじの季節ではなかったんですけど、いやこれが楽しい道なの。千葉はあんましうねうねした道のない土地なので、ここはいいなー楽しいなーと思って走ってたらあっという間に終点の長狭街道との合流部に到着。
終わっちゃったーと名残惜しみながら走ってたら、この長狭街道もけっこうのんびりした田舎道で気持ちよかったです。

ガソリンがなくなってきたのもあって、ここからは大きな道を目指して海沿いの国道127号線へ一直線。ガソリン補給後はそのまま南下して…というあたりでやたら長くなってることに気がついたので続きはまた明日、ということで。

ちなみに、この日走ったコースはこんなんでした。

大きな地図で見る

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「いつかは行きたいキャンプツーリング」とか思いながらも、全然行ったことがなかったもので、まずはお試しとばかりに近場でキャンプをしてみることに。
当初予定では亀山湖という湖のほとりでテントを張って、釣り上げたブラックバスをバターとにんにくで炒めて食べるはずでした。が。
「その日は係員いないから、来られちゃうと困るんだよね~」という実にアバウトな公営ならではの理由によって亀山湖のキャンプ場はNGとなり、ならばと「最終的には千葉県内の行きつけキャンプ場にしてしまおう」と目論んでいた大房岬自然公園キャンプ場に目的地を変更。考え事ついでに平日の2日間を使って1泊2日のソロキャンプデビューを果たしてまいりました。

良かったです、大房岬。係員の人もおおらかで親切で、設備も一通りそろっていて、磯遊びする場所にも困らない。園内の通路をカニがテクテク横切ってたり、芝生のど真ん中でトンビがくつろいでたり、夜中にアナグマの襲来にあったりと、実にのどか。

ただ、海の家的なシャワーといかにも公営公園内にある和式トイレという設備で虫も多いので、家族連れてくるのはちょっと難かなぁとも思ったり。ここは1人で楽しむ安キャンプ場ということでいいや。

本題のキャンプはというと、出発日の朝に「ひと仕事片付けてから」としたら時間がなくなっちゃって高速で行くハメになって、それがすべてをあらわしてたというか、なんかバタバタしてる間に終わった感じ。ソロ用のテントも初使用だったし、まともに釣りをするのもひさしぶりだったから、いろいろ道具になれてなくて時間食っちゃったしねぇ。

とはいえ、しっかり2日連続で釣りはできました。1日目の釣果は食用に適さなかったのでインスタントカレーが夕食になっちゃいましたが、2日目の朝はそこそこサイズのベラ(らしき物体)が釣れたので、「現地で食材調達して遊ぶ」という目的は達成。焼き魚と焼きオニギリで朝ご飯。ひさしぶりに魚さばいたから、腹のかっさばき方(というか内臓の取り出し方)忘れてて苦労しましたが、おいしかったです。
今回、エサの購入と保管の手間をはぶこうと、サンドワームなるゴム人形的な疑似餌を生エサ代わりに使いました。本当に生エサ同様に釣れるのが驚きというか、これは実に助かるアイテムですな。

と、そんなこんなの初ソロキャンプ。キャンプ中は、「1人だとつまんないな」と思うことが多かったんですが、帰ってきてから振り返るとやたら楽しくてクセになりそうなあたりがなんとも不思議な感じ。思うに「バイクで」ってあたりが一役買ってるような気もします。なんか旅の仲間って感じが強くなって愛着が増すんですよね。

あと、自分がいかに「ランタンと焚き火」を愛してるかもわかっちゃった。
バイクだとランタン積んで出かけるのは厳しいけど、焚き火の方はなんとかしたいなあ。小型の遊べる焚火台でも買うかな。

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今回バイクでふらふらするにあたり、出先でルートに不安を覚えた時に活躍したのがケータイで見るGoogleMapでした。
ただ、道を確認する用途にはいいんだけど、やっぱりバイク専用ナビを使うのとは、まるで用途が別物だなぁと感じることも多々。

まず画面が陽光に照らされて見づらい。手をかざせばまぁなんとか視認できるレベルにはなるものの、これからさらに日差しが強くなっていくことを考えると、ちょっとキビシイんでないかいと思わなくもない。

あともう一点が、「別に道案内が欲しくて地図を見るわけじゃない…というケースが多い」こと。

ようするに、ふらふらっと出てったんだったら、行った先でもふらふらっとしたいわけですよ。で、なんの手がかりもなしにふらふらするのもいいんだけど、CB1300SFでそれをやるには自分の技量があまりに足りてないもんだから、極力空振りは減らしたい。
そんな時に「あ、道一本向こう側は海なんだ」とか、そーいう情報をサクッと得たいんですよね。それには「いちいちケータイを取り出してGoogleMapアプリ起ち上げて…」は違うかなぁと。

その点、ハンドルポストに取付けて常時確認可能なナビくんは、やはり優れているなと思う次第なのでありますです。

とはいえ。

これも善し悪しで、「おお、こんなとこがこんなとこにつながってるとは!!」「おお、こっからいきなり海に出ちゃうだなんて!!」という偶然のオドロキは得られなくなっちゃうんですよね。
それもなんかなぁ。

ほら、やっぱバイクって新しい発見との出会いを楽しんでそれがベリーエキサイティングでしぜんとのであいでふぁんらいでぃんぐでふるきよきむかしからあるばいくとのつきあいかたのたのしみかたのえっとあのんっとえっと。
…と、芽生え掛けた物欲を抑制してる真っ最中な今日この頃。

あ、そういえばメットもそろそろ古くなりすぎてるんで新調したいんだった。

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「渋滞がないってすばらしい」
そんなことを思いながら北上していくと、舌の根も乾かぬうちに渋滞にはまりました。御宿の少し上、大原という地名のあたりです。
これが「すぐに抜けるだろ」という予想に反して全然終わらない渋滞で、「伊勢エビ水揚げ日本一」なんて看板も尻目に先を急ごうとする気持ちをあざ笑うかのように、本当に全然終わらない渋滞でした。
しまいには腰と右手が痛くなってきちゃうし、やれやれです。

けっきょくそこから茂原市街地に入ってさらにそれを抜けきるまでは、思うように走れなくてストレスたまりっぱなし。んでもって「抜けた!」と思って走り出した途端に見覚えのあるコンビニが右手に出てきて、「ありゃ、終点じゃん」と相成りました。
なんか不完全燃焼になっちゃったので、本当なら終点のコンビニでとるはずだった休憩は無視でそのままうぐいすラインへと突入。うっぷんを晴らすかのように快走するわけですが、もうなんか身体は疲れちゃってるし、日が陰ってきて寒くなってるし、途中でおいしそうな蕎麦屋を見つけて飯にしようと思ってたのに食わず終いでここまできちゃって腹の虫グーグー鳴ってるわで、思うように身体が動かないんですよね。

そんなわけで、そのままおとなしく帰路について、自宅近くの定食屋で晩飯食ってツーリング終了とあいなったのでありました。

総走行距離は135km前後。
御宿を抜けたあたりからのルートを見直す必要はありますけども、ふと思い立って走りにいったコースにしては、じゅうぶんに楽しめた1日だったと思います。

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