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DELL New XPS 15 2-in-1の雑感

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 デル アンバサダープログラムのモニターとして、新型のXPS 15 2-in-1をしばらくお借りして試す機会をちょうだいしました。
 狭ベゼルのおかげで15.6インチという画面サイズからは意外に思えるほどコンパクト。かつ薄型。特にこの薄さがすごくて、4K解像度を持つ高画質ディスプレイをパタンと裏側に折りたためば一面キャンバス状態になり、「これ液タブ?」と一瞬思わせるほどです。普段13インチの液タブを使って作業してることもあり、これに環境を1本に絞って仕事できちゃうんじゃないかとすら錯覚したほどでした。
 4K解像度と15.6インチというちょうど良い画面サイズ。色の出方も綺麗でi1 Displayによるカラーマネジメントにも標準対応してる。しかもうちのデスクトップマシンとクロック的に動作スピードがほぼ変わらないんですよね。そりゃ、「これいいな」となるってもんです。

 ひと通りの仕事をこのマシンに置き換えてみて、最初に違和感を覚えたのはキーボードでした。キーピッチは19.2mmと十分に取られているはずなのに、どうもミスタイプが多い。よく見ると、横のキーピッチは確かに十分取られているんですけど、縦のピッチは微妙に狭められているのです。多分1mm程度短くなってる。

 筐体が小型であるのは確かですが、それでも縦横十分なキーピッチを持たせたキーボードを積む面積はあったはず。残念なポイントです。

 本機に搭載されている、期待のワコム AES2.0ペンテクノロジーについては、前バージョンから比べて格段に良くなっていると感じました。接地を検知する最低筆圧感度は、「ペンの自重のみでも反応する」ほど繊細なタッチを拾えるほどには至りませんが、意識して筆圧をかけないと駄目なほど硬くもなく。Intuos3レベルくらいはあるんじゃないかという印象です。あと、クリップスタジオペイントやIllustratorで試す限りは、ゆっくり描いた時の吸着現象も気になりませんでした。

 ただ、それでもやっぱりホバーカーソルの追随速度はEMR方式に比べて劣ります。そのせいか、グラフィックスソフト上で何らかのオブジェクトを選択して移動させるような操作の時、「選んでスッと目的の場所に移す」ようには動いてくれず、「ずず~とゆっくりついてきて、最後の離す位置も少しずれがち」というままならなさを感じてしまいます。同じドラッグ操作である描画の時にそういう遅延がないので不思議なんですが、どうしてもこのせいで瞬時に移動を終わらせることができず、作業スピードも大きく落ちてしまいます。これを仕事とする身にとってはかなり痛いポイントと言わざるを得ません。
 あとIllustratorについては、データが重くなるにしたがって描画が追いついてこなくなる節も所々見られたので、そういう意味でも仕事の環境をこれメインにするっていうのは無理かなあ。

 このへんって多分ワコムがチューニングしたドライバを出してくれたら全部解消されそうなんですけど、いつからかワコムって出してくれなくなりましたよね。惜しいなあ。

 広い画面でオフィス用途、キーボード配列に強烈なこだわりがないかこのPCをメインとして慣れてしまえる人、ペンは校正やマインドマップを描く用途などに使えれば良くてそのためにA5見開きサイズが表示できる画面サイズが欲しかった。ってな人にはすごく良いパソコンだと思います。がっつりAdobeソフトやクリップスタジオペイントで作業を...っていうのとは少しベクトルが違うのかなあ。

 DELLとしてはフレームレスディスプレイと4K解像度を映像体験用に打ち出している節が見受けられていて、確かに普段見ているhuluのアメリカドラマ鑑賞をこれでやると満足度が高かったです。あとグラフィックスチップとしてRadeon RX Vega Mの搭載されたカスタムチップをわざわざ積んできていることを考えると、前述の用途に加えてシネマ用途+ゲーミングマシンとして使ってこそ本領を発揮するマシンなのかもしれません。

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2018年11月 5日 17:30に投稿されたエントリーのページです。

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