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液晶タブレット・ペンタブレット

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 10月に液晶タブレットの保護フィルムをエレコムのペーパーライクフィルムに貼り替えたところ、その猛烈な摩擦によって芯の消耗度合いが半端ないことになってしまいました。

 まあ多少削れたところで気にせず使っていればそのうち慣れるかと思ってたんですけど、これがどうも慣れないというか、めんどくさがって芯を2日ほど替えないまま使ってるとキーキー摩擦音がするようになっちゃうんですね。黒板を爪でこするような、発泡スチロールをカッターで切るような擦過音。これが好きじゃないんです。

 対処法としては、フィルム自体を貼り替えちゃうか、ステンレス製などの固い芯に替えてみるか。せっかく貼り替えたところなので、どっちかというと芯の強度で対処したいものです。でもステンレス芯は筆圧の調子でペン軸内部を壊しかねない怖さがなあ...と思ってたら、今は「ハイブリッド芯」なるものがあることを知りました。芯の先はステンレスなどの固い材質なんだけど、ペン軸にセットする部分は通常芯と同じ材質にすることで前述のような心配を払拭してるんだとか。

 そんなわけで、こりゃいいやと飛びついてみたのがセラミックハイブリッド芯です。
 こちらのAliceBooksさんの通販で入手しました。

 先端がセラミックボールになっていて硬度はバッチリ。しかもステンレスのような金属じゃないから、まちがっても液タブの位置検出に用いる電磁共鳴に悪影響を与えたりすることもありません。

 ちょっとだけ不安があるとすると、この先端の形状。

 ボールペンみたいなもんだと思えばいいんでしょうけど、ぱっと見はペン先が太くなったのも同然なので、それが描いた時の違和感につながらないといいけどなあ...と。

 付け替えてみた初日は、なんか慣れませんでした。カーソルを見て描いているので、ペン先が太くなっていることによる実質的な問題は皆無だったものの、視線をそこへ向けた時に若干違和感があるのは拭えず。時折、一瞬手が止まります。あとペン先が固くなってフィルムとこすれても削れないということはその分摩擦が減っているわけで、ペーパーライクフィルムのおかげで滑りすぎずに安定して描けていた感触は消えました。
 どうも長所を打ち消し合ってるだけにしか思えなかったので、だったら普通のフィルムと標準の芯で良かったんじゃなかろうか...という思いは否めず。
 削れないのをいいことに、筆圧をかなり強めにして押しつけるようにして描くといい感じに落ちつきはするんですよね。でもそれだと腱鞘炎になりそうだから当然のようにパスです。

 明けて2日目。その日の仕事を片付けようと描き始めてみたら何か感触が違う。ペン先とフィルムが馴染んだような感触。昨日のようにペン先が走りすぎる感じがありません。
 このペーパーライクフィルムに替えて以降感じている一番摩擦が高い時ほどの落ちつきではないものの、描いていてじゅうぶん気持ちいいというか、描きやすい。しかもペン先の消耗を心配する必要がないので、ペンでキャンバスをドラッグするのもぜんぜん平気。筆圧をぐぐっとかけて強めの線を描くのだってぜんぜん平気。
 先端が球状になっていることも、いつの間にか一切気にならなくなっていました。

 これは...いいですね!

 自分の手の方が、このフィルムと芯との摩擦度合いになれた力加減で描けるようになっただけかもしれないですけど、なんせ今はすっかり手に馴染んで気持ち良いペンとして活用できています。この組合せはちょっとおすすめです。

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 液晶タブレット(以降「液タブ」)での作業は画面の熱で手汗をかきがちなので、特に夏場は素手で作業していると画面に手がひっかかり、ペンをすべらせることが全然できなくなります。手首で書くやり方ならそれでも特に問題ないんですけど、ひじを支点に手を大きく動かす書き方だとこれがかなり致命的になる。
 それで、いつからか綿手袋の一部をカットして、右手にはめるようになりました。ペンと手がふれる箇所は布地があると違和感があって描きづらくなりますし、画面と手がふれる場所はすべりをよくするために布地がないとダメ。しかも手にはめた状態でなるべく遊びが大きくならないカッティング。一時期はそのバランスと、手がかぶれない材質を追求して色々な手袋を試していたものです。

 最近手持ちの手袋がまたボロくなってきたので、そろそろ新品をカットするかと思ったところ、買い置きしてたはずの綿手袋さんがどこを見てもなくなっていることに気付きました。使い切ったはずはないんだけど、どこを探してもない。あれかぶれることもなくて良かったんだけどなあ...と。でもどこで買ったのかが思い出せません。

 じゃあ、最近は似たような専用手袋も販売されていることだし、そっちを試してみようかなという気になったのです。なんせ自作のは切りっぱなしで不格好だし、汚れも目立つし、これつけたまま宅配便受け取ろうとすると包帯を巻いてると一瞬勘違いされてぎょっとされるし。専用品ならそのへん、もっと良いんじゃないのかなーと思ったわけですね。

 そんなわけで買ってみた。

 いやー、さすがに専用品は切断部分もちゃんと縫製されているから、みすぼらしいことがなくていいですね。

 伸縮性のある薄手の素材で、手をはめたらぴったりフィットする感触はなかなか良し。すべり具合も問題ありません。ただ、サイズが合ってないというか、親指の場所がありません。もちろん、人差し指と中指を含む開口部はがばっと開いてるので、そこに親指も入るんですけど、これが狭くて親指を広げることが難しくなるのです。

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 だいたい自分の手のひらサイズは男性用のMとLの境目ぐらいなので、フリーサイズとはいっても小さめにできてて、女性と男性Sくらいの人にぴったり目のサイズ感なのかな...と思ったんですが、小指と薬指は自分の手にちょうどなんですよね。

 親指が開けなくても絵を描く(ペンを握る)作業には影響ありません。だから「液タブ作業用」としては一見問題なしです。ただ、キーボードが打ちづらいので、セリフを入れたり絵作業のかたわらメール書いたりするのがちょっと...うーん。

 もっと全然高くてもいいから、ぐるっと手首を留めることのできる小指薬指用グローブがあればいいんだけどなあ。

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 1日これをつけて作業をしてると親指の筋が疲れて痛くなってきてしまったので、とりあえず親指まわりを大きく引き裂いて使うようにしています。

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 紙のざらざらって、一見でこぼこしているように見えても、ペンの筆圧に負けて凹んでくれるわけで、それが描き味の安定にもつながっていると思うんですが、このフィルムの場合そういう感触はありません。ざらついた表面はひたすら固く、ゴツゴツした感触はともすれば「これ、描線がガクガクにぶれちゃうんじゃないか?」と一瞬不安になります。

 実際はそれで問題なるほど線がぶれることはなくて、ペン先がなじみ始めるといい感じにブレーキがかかるようになって落ちついてくれるので、少し使っていると慣れてきます。標準のポリアセタール製の芯が滑りすぎることなく落ちついた描き心地になる。

 でもそれって気がつかなかっただけで、どうも先が削れてなじみを見せてるだけらしく...。

 件のフィルムの表面は、凹凸が見やすくなるよう明かりをあてて写真を撮ると、こんなざらつきを持たせた仕上げになっています。

 Amazonの商品レビューで「ヤスリみたい」と書いてる人がいるのもさもありなん。確かにヤスリみたい。
 この表面仕上げでしかも弾性がないわけですから、すごい勢いでペン先がすり減るのも納得の結果。こうして人はステンレス芯を買い求めるようになるんだなあ...と。

 ここまでざらつかせておきながら画質が眠くなりすぎるようなネガは特に感じないので、描き心地を考えると良いフィルムなんだと思います。問題は芯の消耗頻度をどう考えるか。
 ステンレス芯については「ペン先が減らないかわりにペンの方が壊れた」なんてレビューも散見されるので、ちょっと手を出すのはためらうものがあるんですよね。どうしようかなあ。

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 見つけたのは Creema という、ハンドメイド作品の販売サイト。そこで『[受注生産]【液晶ペンタブCintiq,Intous用プロペン(KP-503E)】 木製グリップ スイッチ穴あり』として売っているのを見かけたのです。

 この手のグリップは螺旋工務店さんがコミティアで頒布していたものが有名でしたが、製作者の方がお亡くなりになられたため、今では入手することが叶いません。相当な人気商品だったので入手が難しく、いつか人気が落ちついたあたりで購入できれば...と思っていたんですが...。

 そんな経緯があったもので即購入でした。
 ワコムのペンはどうにも純正のグリップに加水分解が付き物で、すぐヌルヌルした手触りになって気持ち良く作業できなくなるのがお約束です。仕方なく定期的に交換して使っているんですが、ここを木製にできるならそれはほぼ一生物。元なんかすぐ取れちゃいます。ためらう理由がありません。

 複数の樹種から材質を選べるようになっているので、さくらと悩んだ結果ウォルナットに決めました。手ざわりはさくらの方がすべすべして気持ちよさそうだったんですけど、見た目の渋さで決めちゃった。

 受注生産なので時間がかかるかと思いましたが、材質の決定から発送~到着までに4日とかかりませんでした。早速付けてみた写真がこちら。うひょう、かっこいい!

 作りの精度はかなり良いです。ゆるすぎず、かといってきつすぎず、適切なひっかかりでキューッと押し込んでちょうどグリップがはまる感じで、しかも各所に余計な隙間が生じることもありません。

 中を覗き込むと、まわり止めの溝もしっかり切られているのがわかります。どうやってこんな内側に溝彫ってるんだろうなあ。

 ボタンまわりはこんな感じ。グリップが若干太めの仕上がりになっているので、ボタン部分だけが少し凹んだ作りになっています。

 グリップペンのグリップはプロペンと互換があるので、そっちにもこの木製グリップが使えるか確認してみました。

 ボタンの形状がこれだけ異なるので、流用は無理そうです。使えるならこれ用にも追加で買おうと思ったのに残念。

 実際の描き心地はというと...まだ正直慣れません。持った感じに違和感があったので測ってみたところ、通常のプロペン軸が直径12.6mmなのに対して、この木製グリップは13.6mmと1mm太くなっています。木製の方はゴムと違って握っても凹みませんから、多分数字以上に太さの違いを感じます。
 しかもボタン部まわりだけを凹ませてあるため、グリップの断面が円形になっておらず、そのせいかボタンを押そうとグリップをいつもの調子で回した際に、手の中でどうも収まりが悪いというか、ボタンの押しづらさ、グリップの握りづらさを感じてしまいます。

 おそらくはもうちょっと使い込めば、ボタンと親指・人差し指・中指の位置関係が決まって慣れてくれると思うんですけどね。そこだけまだ少し様子見です。
 でもヌルヌルしないのすばらしい!木の手ざわり最高です!

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これもうダメなんじゃないの?作れないんじゃないの?って声が頭の中でビシバシ聞こえてきてるんですが、Win10にした後からでも作れるはず!...と信じて、とりあえずUSBメモリ買いに行ってきます。

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梨地というより、ちょっと硬質なピーチスキンっていう方が近いかも...。

ちなみにデスクトップでもマイクロソフト社製マウスを使用してたりします。
機能面ではロジクール社製に劣るんですけど、カーソルの加速度の付き方とか、ボタンとホイールの感触がいいんですよねマイクロソフトのは。

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まさに清く正しく在庫処分。あ、あと保護シート内にほこりも何点か入ってました。

1年振りのCintiq Companionは13HD比でやや視差が大きく感じましたが、ペンの位置調整が早々にバッチリ決まって楽しく環境設定中です。使い潰すの前提で、妙に大事にせず雑に扱ってガシガシ元を取っていこう!ってノリで手を出せる値段だったので、画面が気に入らなきゃ保護シートはがしてみたりとか、好き勝手にカスタマイズしていく予定。楽しいおもちゃです。

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というわけで買っちゃいました。値頃感最優先で256GBモデル 108,000円。

ちなみに試用記というのはこちらのもので、実際の旅行中に本機に対して感じたことを計15回書き記しています。
出かけよう、そして描こうinアメリカ

旅の間は同時並行で、4コマベースのレース観戦記をこちらで書いてました。
きたみりゅうじのブルルンバイク日記 ~PPIHCとRoute66 Touring編~

VAIO Zのペンとはどうも相性的にあわないみたいなので、移動オフィス用途にはこっちをあてたいなーと思います。

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スキ間がある分ゴミが入りやすくなって故障確率が上がるかもしれないので、人にはお勧めできないですが、ぬるぬるグリップとおさらばできてうれしいです。

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というわけで、とりあえずプロペンから分解したのがこちら↓

サイドスイッチのボタンも、その周りの銀色の枠も、プラの爪で引っかかってるだけなので、中央横っ腹あたりを爪で押して引き上げてやればあっさり取れます。ただ、「プラ製の爪」なので、強引にやって折っちゃわないようにだけはご注意を。

プロペンのグリップ(上)とグリップペンのグリップ(下)の比較。プロペン側の銀色の枠パーツがはまるように穴の外形が少し楕円に近いのと、ボタンの下に挟み込む用にあると思われる開口部のゴム部が、グリップペンは2本、プロペンは1本という差異があります。

プロペンに、プロペンのグリップをはめた状態はこんな感じ。

一方、グリップペンのグリップをプロペンにはめると、爪をひっかける穴の後部側が開口部のゴムで少し隠れてしまいます。

ここ、銀色の枠をはめるためのひっかけ穴なんですよねー。なんなんだあの銀色枠。互換性を捨ててまでも必要なほどに、そんな大事なのかあの枠。

でも、これぐらいの差異であれば、不要なゴム部を切り取ってしまえば流用はできそうです。というわけで、グリップペン用の別売りグリップを追加注文することに決定。

プロペンのグリップは、せっかく分解したので駄目元で中性洗剤使って洗ってみました。少しでもマシになるといいけど。

ペン自体の使用感はというと、
・グリップペンはプロペンよりも若干後ろに重心があるっぽくて保持し辛く一瞬感じたけど誤差レベル。
・グリップペンで描こうとしたら、ペン先位置のキャリブレーションやり直さないと描く時に気になったので、なんかこっちの方がプロペンよりも位置精度が低い気はする。するけれども共用可能な程度なので、多分気のせいで済ませることができるほどの誤差レベル。慣れ。
ってな感じでした。追加で買うなら、安いからグリップペンでいいかな。

ちなみに、旧製品を使っていた時に、やっぱりこのグリップが気になってスポンジ製のものにカスタムして使っていた時期がありました。
ひと山越えたのでちょこっと工作
使い勝手でいえば今でもあれがベストだと思ってるんですけど、あの時使ってたスポンジ製のグリップが、いつの間にか市場から消え去ってて100均はもちろん文具屋に行っても見当たらないんですよね...。復活してくれないかなあ。


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