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モノ語り

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 普段はボールペンや定規なんかと一緒に、普通のペンケースに入れて持ち運んでいるApple Pencil。このApple Pencil用に良いケースあるよ試しみてよと試供品をご提供いただきました。どうもペンケース自体に充電機能がついていて、Apple Pencilの充電ができるらしいのです。
 そういやApple Pencil使おうと思ったら充電が切れてて、まずはiPad Proに突き刺すところからスタートってことになりがちです。なので携帯しながら充電しておいてもらえるなら助かるなーと、品物の到着をわくわくしながら待つこと数日。

 届いたのは、随分とスマートなデザインのケースでした。パカッと開く蓋は電池でくっつくようになっていて、力を入れないと外れないけどいちいち爪を外す必要もないという小洒落た仕様になっています。
 内部はLightningケーブル(もしくはmicroUSBケーブル)とApple Pencil本体、予備のペン先、お尻のフタと充電アダプタが収納できるよう区分けされていました。

 USB Aポートと、バッテリインジケータが確認できます。microUSBポートは、このペンケース自体を充電するポートみたい。そりゃそうか、モバイルバッテリーみたいなもんだから、こいつ自身も充電しないとアカンわけだ。

 ではさっそくApple Pencilを収納してみましょう。

 あ、入らない。あまりに各パーツがおしゃれにピッタリ収納される作りとなっているため、持ち心地改善の必要にせまられてグリップを後付けしているうちのApple Pencilさんは残念ながら中に押し込むことができませんでした。いちいちグリップ外すのも現実的じゃないし、自分の場合は使うことができないっぽいです。

 あと、携帯しながら充電しといてくれるなら便利~と思ったんですけど、このUSBポートに充電ケーブルをさしてアダプタ経由でApple Pencilの充電を行う仕様らしくて、当然その間はフタが閉まりません。うーん、それは残念。

 Apple Pencil本体を収納するところは、うまくペン先を保持して先端がどこにも当たらないよう保護されていたりするので、そこらへんはいい出来なんですよね。

 Apple Pencilを素のままで使っていて、アクセサリ類をスマートに持ち歩きたい人には合っているのではないでしょうか。自分は仕方ないので、相変わらずペンケースに雑に放り込んで使い続けることにします。

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 そういえば最近は朝出勤してくるとドック(充電ベース)に帰れていなくて、どこかで行き倒れてるばかりだなあルンバさん...と思ってはいたのです。てっきりセンサーが汚れてうまくドックを検知できなくなっているんだばかり思っていました。まさか出発したが最後、片道分の燃料すらない状態に陥っているとは思わなかった。

 怠けてんじゃねーぞとか思ってごめんなさい。

 本来であれば2時間は余裕で働くルンバさん(掃除自体は1時間くらいで終わってドックに帰ろうとするけど)だけに、8分で止まるのはまともな状態じゃありません。しかも突然止まったので、ルンバ自身もそれぐらいしかエネルギーを積めていないとわかってない様子。考えてみればかれこれ3年間、毎朝毎朝働いているルンバさんなので、明らかにバッテリーの寿命が来たんでしょう。

 そんなわけで、適当に安い互換バッテリーを購入してルンバのバッテリーを交換してやることにしました。

 購入したのは掃除機用バッテリーカテゴリで1位になってるノーブランド品。4,280円でした。かなりの数のレビューがついてて、総じて高評価っぽいので大丈夫でしょう。さっそく交換してやることにします。

 バッテリー交換は、ルンバを裏返して赤丸部分のネジを2本外すだけです。

 裏返しついでにあちこち綺麗にしてやって、それからネジをくりくり回して...。

 バッテリーさんがこの通りコンニチハ。

 8分しか保たないバッテリーに用はないので即サヨウナラ。

 新しいバッテリーを入れてやります。

 一応いくらか充電されていたみたいですが、念のためにドックにセットして満充電まで待ってから試運転を行いました。

 通常だと1時間くらい掃除をしたら自動でドックに帰っちゃうので、ドックの電源を引っこ抜いて帰る場所を検知できない状態にして延々と稼働させてみると、「ルンバを充電してください」とアラートをあげて停止したのがおよそ3時間半後。どうやら新しいバッテリーで容量的な問題はないようです。

 これでまた3年...いや、このバッテリーは長寿命型らしいから4年かな。休まず毎日働いてもらいたいと思います。

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 iPhone7使いだった自分にとって、iPhone8やAndroidスマホの何がうらやましかったかって、Qiによるワイヤレス充電です。いちいち端子を抜き差ししなくていい。すごく楽そう。本体持ち上げたらつながってたコードがどっかに引っかかってどんがらガッシャンとかしなくていいんですよ、いいなー。
 そんなわけで、Galaxy Note 8購入後は即座にAmazonで充電スタンドを物色していました。

 すると渡りに船とばかりに、メーカーさまより「うちのQi充電スタンド試してみない?」とのメールがピコンと。

 ありがとうございます!

 というわけでCHOETECHというメーカーのQi充電スタンドレビューとなるんですけど、まずは「Qiってなに?」ってところをクリアにしとかなきゃいけません。
 かんたんにイラストにまとめてみると、こんな感じで使える規格なんです。

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 ちなみに今回の製品はスタンド側にコイルが2個入ってます。それによって、スマホを縦に置いても横においても大丈夫なようにできているわけです。

 では、実際の製品を見ていきましょう。
 スタンド台座部分にある端子にマイクロUSBケーブルをつなぐと、給電スタンバイ状態として青くランプが点灯します。

 枕元に置くつもりなのでギラギラまぶしいのは嫌だなーと危惧していましたが、特に明るくて困るということはありませんでした。ほぼ写真の通りで、視認できる程度の明るさに抑えられている印象です。

 USBケーブルの挿し口が背面にあるというのは良い点で、おかげでスタンドまわりに余計なスペースがいりません。

 あ、ちなみに本製品にUSB-ACアダプタは付属していないので、別途自分で用意する必要があります。自分の場合は、iPhone7充電用に用意していた口をそのままこいつに差し替えました。

 スタンドにGalaxy Note 8を置くと、スタンドのランプが緑に変わって充電状態に入ったことを示します。Galaxy Note 8本体側も、赤くランプが灯って充電状態に入りました。

 2.4A出力のアダプタ(Qualcomm Quick Chargeには非対応)から給電させた状態で、充電速度はだいたい1%上がるのに2分かかるというペース。単純計算だと、100%までに要する時間は200分(3時間20分)ということになります。
 寝てる間に充電しておく使い方だと十分な速度ですが、うっかり忘れていて出がけに急いで充電残量を増やしたい場合には、昔ながらの有線接続に頼る必要がありそうです。

 充電中も本体は変に熱を持つということはなく、100%に達すると自動で充電が終わりました。
 ほんとただ置いてあるだけなのに...。
 知識としてはわかっていましたけど、こうやって目の当たりにするとあらためて便利さを実感するというか、不思議なもんだなーと思います。

 スマホを置く台座部分は、滑り止めとして柔らかい部材が貼り付けられています。多分本体に傷がつかないようにって配慮も兼ねてるのかな。

 スタンドの背面側が、ちょっと洒落た感じでくびれたデザインになってるんですけど、このくびれに手を添えて引き寄せるようにすると、滑り止め処理のおかげもあって台に乗せた本体バランスを崩さず手に持つことができます。
 あまりやらない使い方とは思うものの、充電状態のままでちょっとだけさわりたい時に、「あれ?意外と持ちやすい」と感心したので、書いておきたかったのでした。

 以上、CHOETECHのQi充電スタンドのご紹介でした。シンプルで、かつちょっとしたとこを使いやすくまとめてあって、良いスタンドです。

 Galaxy Note 8には、Always On Displayという「画面オフ状態でも時計などを表示させ続けることができる」機能があります。そんなわけでベッドサイドにこのスタンドを置いて、通常は枕元の時計として、ふと思いついたことがあった時にはすかさずさっと手に持って書けるメモ帳として、毎日使いまくってます。

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 デル アンバサダープログラムでご招待いただき、DELLの新製品発表会に参加してきました。
 XPS15 2in1の発表じゃなかったのは残念でしたが、会場後方にタッチ&トライコーナーがあるので、ひょっとしたらそっちには並んでいるかもしれません。そう思い直して、まずはXPS13の発表に集中することに。どうしても絵描き用途が重視になるから選択範囲外ではあるんですけど、薄くていいパソコンなんですよね。

 「黒くて男性&仕事向けのパソコン」というイメージを払拭するべく、今回はラインナップに白も追加されたそうな。

 やっぱり薄くていいなあ。

 DELLのパソコンで個人的に違和感なのは、どうしてもムービー用途を重視するところなんですよね。今回もそれは変わらず、やはりそこをプッシュしています。

 16:9という画面比率にこだわるのもこの映像再生時の没頭感を重視するからだ、とは前々回のアンバサダーイベントで直接DELLの偉い方から聞いた話。正直その画面比率には滅びて欲しい身としては、そのこだわりは忘れて欲しいところです。
 アンケート調査でそういう結果が出ているという話なんですけど、会場にいたWebメディアの記者さんからも「ストリーミング再生などの用途にはスマートデバイスを利用する方が多いのではないか」という質問が飛んでいたとこからも、同じことを思う人は少なくないんじゃないかと思いますが...。

 この日のゲストは青木裕子さん。芸能人はやっぱり華がありますねえ。

 DELLとしては、こういう綺麗な方がスマートに使うシチュエーションに、今回の白いXPS13がぴたっとはまって欲しいという狙いなんでしょうか。

 一連のプログラムが終わって後方のタッチ&トライコーナーへ。残念ながらXPS15はありませんでした。

 薄いくせして画面が綺麗。さすがは映像用途をプッシュするだけのことはあります。

 薄いし、軽いなあ。ほんと「絵描き用途」という譲れないこだわりがなければ、今はこういう軽いパソコンで済んじゃうのか。いい時代だ。

 展示されていたオプションの中で気になったのがこれ。モバイルバッテリーです。

 最近入手したSAMSUNGのGalaxy Bookもそうなんですけど、USBCを電源ポートに利用するデバイスは、こうしたモバイルバッテリーで給電を行うことができるんですよね。

 出力仕様は「5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 3.25A」と十分に強力。これ欲しいなあ。

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 今月中旬頃の肝臓再検査に備えて、年末年始はしっかり禁酒を続けています。美味しいお餅が並ぼうが、美味しい刺身が並ぼうが、美味しいお肉が並ぼうが、たとえワカサギの天ぷらが並ぼうが、飲まないと決めたら飲まないのです。

 当然普通なら味気なさに涙も出ようかという状況なわけですが、昨年末に教えてもらった「ドイツ製のノンアルコールビールなら日本製のと違って案外美味しいですよ」というのを実践に移してみたらこれが本当に美味しくてびっくり。しかもノンアルコールだから飲んでも眠くならないし、飲んでも車の運転できちゃうし、いやこれむしろこっちの方がいいんじゃないのってくらいに気に入って取りあえず2箱注文してみたりしました。

 なんでも色々混ぜ物をしてビールっぽい味を作る日本産と違って、あちらのドイツ産は原材料も製法もビールそのまんまで最後にアルコールだけ抜き取る作り方なんだとか。だから飲んでて変な後味が口の中に残らないんですよね。
 ビールの味か?と聞かれればそこははっきり違います。でも、より薄味になったバドライトくらいの位置づけには置いてやってもいいかなぐらいには思えるレベルです。

 ノンアルコールビールはどうにもあの人工的な味が受け付けない...。
 そんな風に思ってる人は、輸入食品なんかを扱ってるカルディに行けば普通に売ってますので、是非試してみて欲しいです。美味しいですよ。

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 11月に、革製グローブ以外だとオートバイのグリップが滑って困るという問題の解決策としてNewスベラナインMiNiなる滑り止め剤をグローブに塗布しました。

 塗布前と比較すれば明らかにグリップが握りやすくなっていて、かなり100点満点に近づいた感があったものの、使い続けてるとどうも微妙に「何か違う」感が出てきました。
 どうやら親指の付け根に塗布した部分はあまり活躍してくれていません。人差し指から小指にかけての付け根部分に塗布した分はしっかりグリップを保持するのに役立ってくれてます。ただ、この1箇所だけで保持するせいか、アクセルを捻った時にその部分を引っ掛けてグリップを手前に引くような感触となり、これがあまり自然ではありません。グローブのその部分だけが引っ張られて伸びるような感触なんですよね。
 ほんのわずかですけど、グローブの布地が伸びる瞬間はアクセルが回せないタイムラグとなるわけで、そのへんが感覚的に合致しなくて気持ち悪いのかも。

 このあたりの気持ち悪さは特にブリッピング(シフトチェンジの時にアクセルを一瞬あおって回転を合わせる操作)時に顕著なので、その時にどこ使ってるのかなーと観察してみたところ、どうも小指側がメインっぽいことに気付きました。だったらそっちも滑り止めを足してやらなきゃいけません。

 前回同様、滑り止め剤をぬりぬりして24時間放置します。なんとなく中指と薬指の指先もグリップをすりすりして遊んでる時があるような気がしたので、そっちにも少しだけ足しておきました。

 そんでもって24時間後。

 透明になるおかげで目立たないのがいいですよね。うーん優秀だなあ。

 これで4~5時間オートバイを乗り回してみたところ、右手は完璧に違和感がなくなりました。革のグローブを使ってる時と同じ滑りにくさ。無意識状態でブリッピング操作を行っても、それを邪魔するような感覚がありません。

 ただ、左手はちょっと失敗でした。

 アクセル操作のないこちら側には、本来それほど滑り止め加工は必要ありません。でも、左右そろえた方が見た目いいかなーと思って同じように塗布してたんですね。小指の先まで同じように。
 これが良くなかった。
 信号待ちでクラッチを全切りして、さあ発進しようと左手を開いたら、滑り止め加工の粘着剤でグローブの小指とクラッチレバーがくっついちゃって離れないでやんの。V7はかなり遠いところでクラッチがつながるので、グローブにくっついて開ききってくれないクラッチレバーのおかげで一瞬半クラにすらならなくて焦りました。

 しばらく様子を見ても同じ現象が頻発したので、こりゃダメだってことで左手の小指にはそのへんの砂をまぶして粘着を無効化しました。それでもくっつかなくなるだけで、意外とグリップに対してはそれなりに滑り止め効果が残ってくれていたのでまあ結果オーライです。

 あ、あと中指薬指の指先に塗ったのも意味なかったかも。これについては第一関節と第二関節の間ぐらいに塗布するのが良さそうだなーと思ったんですけど、レバー操作も関係する指だから、左手で起きたクラッチトラブルを考えると、あまりそのへんには余計な真似をしない方がいいのかもしれません。

 とにもかくにも、NewスベラナインMiNiのおかげでずっと懸案だった「グリップが滑って握り辛え~」という問題に、ようやく終止符を打つことができました。値段も安いですし、おすすめです。

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 何が原因かというと、バイクにつけてあるグリップヒーターが原因っぽい。
 ウチのMOTO GUZZI V7には購入当初からホンダ純正のスポーツ・グリップヒーターをつけてあります。ヒーター内蔵でもグリップがスリムなままのいいやつなんですけど、それが災いしてか、どうも凹凸が少ないようで、冬場に冷えてゴムが固くなるとひっかかりがなくなっちゃう。革のグローブならまだしも、クロス地のグローブを使用するとスルスルと滑ってアクセル操作がやりづらくて仕方ありません。

 夏場なら革グローブ必須ってことでいいんですけど、冬場は革のグローブあんまり使いたくないんですよね。ごつくなりがちでゴワゴワするから。

 ググってみると類似の例が色々出てくるのでこれはもう受け入れるしかなくて、問題はどう対処するかです。バイク側のグリップに滑り止めを兼ねたカバーを一枚足しちゃう手があるようですけど、あまりそっちには加工したくないなあ...どうしよう。
 そんなわけで、「スベラナイン」という、そのネーミング自体が滑りまくりだろうと思う小物をAmazonで買ってみました。

 これ、何かというと塗布した先にゴムのような皮膜ができるという滑り止め剤なのです。「グローブがすべって困るんだったら、すべらないグローブにしちゃえばいいじゃない」というわけですね。
 それでは愛用のKOMINE製グローブにご登場いただきまして...、

 手の平側へこんな感じに塗り塗りしちゃう。よく考えたら親指の根元側じゃなくて、人差し指との間のまたの方に塗れば良かったかもしんない。

 薬剤自体は、妙に垂れたりすることもなく、容器を押しただけ素直に出てきてくれるタイプだったので非常に塗りやすかったです。ごく薄く...というのは調整が難しそうでしたけど、一定の厚さで塗る分には安定して出てくれるので、変に汚くなったりというのはありませんでした。

 完全硬化には24時間かかるみたいで、全体が透明になったら固まった証拠のようです。それじゃあと一晩置いといたらこんな感じに。

 光が反射してまだ白さが残ってるように見えますけど、実際はほぼ透明です。さわるとちょっと粘着質なゴム状の物体になってる。試しにグリップを操作してみたら、すべるという感触もないし、すべらなさすぎるという感触もない。いい感じです。

 あとは1日実際にバイク乗り回してみてどうかと、耐久性かなあ。
 そのへんは、また天気の良い休日にでも試してみたいと思います。

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 液晶タブレット(以降「液タブ」)での作業は画面の熱で手汗をかきがちなので、特に夏場は素手で作業していると画面に手がひっかかり、ペンをすべらせることが全然できなくなります。手首で書くやり方ならそれでも特に問題ないんですけど、ひじを支点に手を大きく動かす書き方だとこれがかなり致命的になる。
 それで、いつからか綿手袋の一部をカットして、右手にはめるようになりました。ペンと手がふれる箇所は布地があると違和感があって描きづらくなりますし、画面と手がふれる場所はすべりをよくするために布地がないとダメ。しかも手にはめた状態でなるべく遊びが大きくならないカッティング。一時期はそのバランスと、手がかぶれない材質を追求して色々な手袋を試していたものです。

 最近手持ちの手袋がまたボロくなってきたので、そろそろ新品をカットするかと思ったところ、買い置きしてたはずの綿手袋さんがどこを見てもなくなっていることに気付きました。使い切ったはずはないんだけど、どこを探してもない。あれかぶれることもなくて良かったんだけどなあ...と。でもどこで買ったのかが思い出せません。

 じゃあ、最近は似たような専用手袋も販売されていることだし、そっちを試してみようかなという気になったのです。なんせ自作のは切りっぱなしで不格好だし、汚れも目立つし、これつけたまま宅配便受け取ろうとすると包帯を巻いてると一瞬勘違いされてぎょっとされるし。専用品ならそのへん、もっと良いんじゃないのかなーと思ったわけですね。

 そんなわけで買ってみた。

 いやー、さすがに専用品は切断部分もちゃんと縫製されているから、みすぼらしいことがなくていいですね。

 伸縮性のある薄手の素材で、手をはめたらぴったりフィットする感触はなかなか良し。すべり具合も問題ありません。ただ、サイズが合ってないというか、親指の場所がありません。もちろん、人差し指と中指を含む開口部はがばっと開いてるので、そこに親指も入るんですけど、これが狭くて親指を広げることが難しくなるのです。

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 だいたい自分の手のひらサイズは男性用のMとLの境目ぐらいなので、フリーサイズとはいっても小さめにできてて、女性と男性Sくらいの人にぴったり目のサイズ感なのかな...と思ったんですが、小指と薬指は自分の手にちょうどなんですよね。

 親指が開けなくても絵を描く(ペンを握る)作業には影響ありません。だから「液タブ作業用」としては一見問題なしです。ただ、キーボードが打ちづらいので、セリフを入れたり絵作業のかたわらメール書いたりするのがちょっと...うーん。

 もっと全然高くてもいいから、ぐるっと手首を留めることのできる小指薬指用グローブがあればいいんだけどなあ。

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 1日これをつけて作業をしてると親指の筋が疲れて痛くなってきてしまったので、とりあえず親指まわりを大きく引き裂いて使うようにしています。

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 一応ルンバには段差を検知して回避するセンサーが積んでありますが、これがあまりアテにはなりません。玄関のような段差にぶち当たると、丸ごと落っこちるとこまではいかないものの、うっかり前輪部分が滑落するあたりまでは突っ込んでしまうようで、「これはいかん戻らねば」と当人が判断しても既にバックもできず、うぃんうぃんもがいた挙げ句に冒険の書が消えてしまったかのような暗く悲しい音色を奏でてそこで眠りについてしまいます。

 うちのルンバは、仕事場を借りた3年前に即購入して以来、スケジュール起動で毎朝勝手に掃除をしてくれています。当然こういった玄関で朽ち果てる姿は購入当初に何度か目撃しているので、付属のバーチャルウォールを玄関の隅に設置して使っていました。これはルンバが感知できる信号を飛ばす小さな機械で、こいつを段差の手前に置いておくと、ルンバがそこを「壁だ」と認識してそれ以上奥に行かなくなるのです。

 考えてみればこれも購入して早々に設置したわけですから、もう3年経つんですよね。当然その間はほったらかし。玄関を出入りする時に、たまーにランプの点滅を確かめるくらいでした。

 電池って3年ももつんだなあ...と。

 そう、このバーチャルウォールって、電池駆動なんですよ。1年ごとぐらいの周期で電池交換かなーと思った記憶はあるんですけど、「あれ?なかなか電池切れにならないぞ?」「おや、まだ電池残ってるな」などと思ってるうちに気がつけば1年が過ぎ、2年が経ち、賃貸の契約更新を済ませてもまだぜんぜんもってやがる。玄関ドアの電子ロックなんてとうに電池交換時期がきたというのに、こちらはまだぜんぜん余裕で働いてる。

 というバーチャルウォールさんの電池切れを、この日朽ち果てた姿でお出迎えしてくれたルンバさんによってお知らせいただいたわけなのでした。

 うちの仕事場で一番働いてるのって、多分このルンバさんコンビに違いありません。謹んで電池交換をさせていただき、またこの先3年間、頑張ってもらいたいなと思う次第です。

※この2年後に再度電池交換を行いました。
『ルンバ用オートバーチャルウォールの電池交換を行う (OIIO.JP)』

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 もともとモバイルバッテリーはいくつか持っていて、AUKEY製の3600mAhcheero製の13400mAhという2つは今でも現役で利用しています。当初は13400mAhの方を使っていたんですが、常時持ち歩くには少しでかいし重いということで、まったく重さが苦にならない3600mAhのものを買い足して、その日の用途に応じて使い分けるようにしていました。iPhoneの充電切れに備える程度なら3600mAhのもので十分ですからね。

 ところが最近、完全にNintendo Switchを持ち歩くようになってしまいました。当然3600mAhのものでは容量的にまったく足りません。じゃあ13400mAhのバッテリーを常時持ち歩くかというと...、実は近頃愛用しているひらくPCバッグminiと少し相性が悪く、「ここにモバイルバッテリーを入れるといい感じだよ」と設けられたポケットに今ひとつ出し入れし辛いのです。ここまで容量はなくてもいいから、もう少し小さくて出し入れし易いのが欲しい。モンハンXXが楽しすぎるのが全て悪い...。

 ...というわけで買ってみたのがAUKEYのモバイルバッテリー。タイムセール中で、随分お値段お安めだったあたりが最後の一押しとなりました。

 実際のサイズはというと、幅・高さ・厚みがiPhone7と比べた場合に、いずれもひと回りずつ大きくなるぐらいの感じです。

 重ねてみるとこんな感じ。このクラスのモバイルバッテリーとしては薄くて細長く、手に持った時の収まりが良いです。ほどよくすべすべした梨地の表面も、さわり心地良くていい感じ。

 ランキング上位にあるANKER製のモバイルバッテリーも、より小型で少し気になったんですが、出力ポートが1つしかないので却下になりました。
 こちらは2口用意されています。

 ただ、「USB 出力ポート1 | 2:DC 5V 2.4A 最大」というスペック表の記載は、「両ポート合計の最大値」なのか「1ポートあたりの最大値」なのかハッキリしません。この点は後で実験して確認したいと思います。

 気になっていたひらくPCバッグminiへの収まりはというと、ちょうど件のポケットにするりと出し入れできてジャストフィット。このポケットのそばには、バッグ前面にあるメッシュポケットへの連絡口が開いているので、モバイルバッテリーからのUSBケーブルを通してメッシュポケット側で充電できるようになっているのです。

 隅っこの定位置にこうしておさまってくれると、毎日携帯することをためらわずに済みます。これでiPhone7なら3回は充電できるはずなので、多少充電管理がズボラでもそう困ることはなさそうです。

 じゃあ最後に、出力ポートの給電仕様を確認してみたいと思います。確認には、次のようなUSB電源チェッカーを用いて、実際に出力されるアンペア数をチェックしてみました。

 使用する機材は、バッテリレベル70%のiPad Proと、40%のiPhone7です。

 最初にiPad Proを、out1、out2それぞれのポートにつなぎ換えてみて、出力アンペア数の変化をチェックしました。
 out1 → 1.89A~1.91A
 out2 → 0.94A~0.95A
 どうもこの結果を見る限り、out2ポートの方は1A程度で出力が頭打ちになる仕様のようです。

 次にiPad Proをout1ポートにつないだ状態で、out2ポートにiPhone7をつないでみます。2.4Aという出力が2ポート合計のものであれば、iPad Proに給電している1.89A~1.91Aという出力は、iPhone7側の給電に食われて多少数字が落ちるだろうという想定です。

 結果はというと...
 iPad Pro単独時:1.89A~1.91A → iPhone7&iPad Pro同時給電時:1.57A~1.60A
 はっきりわかるレベルで数字が下がりました。どうやら2ポート合計で最大2.4A出力だという仕様で間違いないようです。

 この状態で30分ほど放置しておくと、iPad Proはバッテリ残量が8%増加、iPhone7に至っては24%の増加が確認できました。多少速度は落ちるんでしょうけど、どうやら2ポート同時給電をしたとしても致命的な問題にはならなさそうです。

 そんなわけでサイズ・給電能力ともに満足できる仕様のモバイルバッテリーでした。それが1,600円しないのが驚きというか、この手の製品って...安くなったなあ。

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