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ラフなページまんが

20170426.pngこの手順で作ったデータであれば、iPad用のプレビューに切り替えた時も、MOBIと同じところにAZKファイルが生成されて、無事に実機で確認を取ることができました。もち画質には一切悪影響なし。
ただ、この時点ではiPad上のKindleだとメニュー内に目次は表示されません。何度かやり方を変えてみても駄目で、その後、実際に販売を開始したデータを確認したら、普通に目次がメニュー表示されてました。だからこれはどうも「そういうもの」みたいです。

と、終わってみればなんてことのない、無駄に長い作業手順になっちゃいました。自分用の覚書なので、どうしてもミスったところとか残しておいた方が後で助かるんですよね。
普通にやれば(わざわざPNGなんか使おうとしなけりゃ多分ぜんぜんスムーズに行ってた)ひっかからないようなところで苦労した分、どこにどんなデータがあって、どの範囲を保守管理していけばいいのかも見えるようになったので、最初のチャレンジとしては結果オーライかなーと自分を慰めてます。

20170425.pngこのguideタグに囲まれる部分の情報がどのように使われるかというと、Kindleアプリで電子書籍を開いた時の、メニューに表示される次の情報に該当します。
20170425_s1.png
本来ならこの目次部分にはHTML目次を指定することで、「ユーザーが目次ページにジャンプ、そこからさらに各章へとジャンプできる」という操作になるんだと思いますが、今回自分はHTML目次を利用しなかったのでここには単なる目次ページのHTMLファイルを指定しました。

ちなみにメニュー内にはtoc.ncxにまとめた目次情報も表示されてて直接ジャンプできるので、別にそんな必要とも思えなかったんですよねHTML目次。

というわけで、guideタグ内には以下の情報を記載しました。上から順に「表紙」「目次」「最初のページ」を指定しています。最初のページについては、guideタグ内に書かれたコンテンツ要素が自動的に「最初のページだ」と認識される扱いのようです。

<guide>
 <reference title="The Book Cover" type="cover" href="cover-image.jpg"/>
 <reference title="Table Of Contents" type="toc" href="html/Page-3.html"/>
 <reference title="The First Page" type="text" href="html/Page-2.html"/>
</guide>

このあたりの情報は、下記のページから拾い読むことができます。
...> Where do you start an ePUB and what is the <guide> section of the .OPF file?
...> Open Packaging Format (OPF) 2.0.1 v1.0.1

どうもePUB 3.0以降ではguideタグ自体が推奨されない(けど一応使える)扱いの設定になっているようなので、なんかまだ流動的というか、微妙なところではあります。Amazonは推奨してるわけだから、自分のようにKindle専売って決めちゃえるなら問題ないんですけどね。
ただ、この辺の仕様が影響してるのか、最初のページの扱いが、どうもビューアによって異なるというか、今ひとつ安定してない気も...。

20170420.pngソフト自体の細かい使い方は丁寧に書いて下さってるページがたくさんあるので、あえてそれ以外のところを書き殴ってます。

はじめは「これが電子書籍を作る統合ツール」みたいな受け止め方でいたもので、本のタイトルや著者名を後から変更できなかったり、本を作り直すたびに新しいフォルダの中にごちゃごちゃっとファイルがたくさん作られて「どれが最新なんだか管理しづらいやん...」と途方に暮れたりと面食らいまくったんですが、要は初期テンプレート生成用のツールなのかと気付いてストンと腑に落ちました。

細かい指定や再編集については、直接「contents.opf」ファイルや「toc.ncx」ファイルを書き換えてメンテナンスしていくことになります。中を見てみれば難しい構造ではないので、確かになるほどその方が話が早い。
で、このへん修正できるように細かい意味を調べていくと、けっきょくEPUB自体の仕様を理解しなきゃいけなくなって、それらを手打ちで書き換えていくことになって...。

なんかロクなHTMLエディタがなくて、テキストエディタでHTMLファイルをいちから手打ちしていた頃を思い出しますよ。

AmazonのKindleは一大プラットフォームだと思っていたんですが、このレベルの手打ちがいまだに求められてしまうんですね。そのことにかなり驚きました。

20170418.png「最終出力をJPEG画像にする」と決まった時点で、極力ファイルサイズを小さくするための手段を探して『JPEGmini』なるソフトにたどり着きました。白一色の画像を放り込むとエラー吐いて落っこちちゃいますけど、それ以外はまとめて変換できて質も上々と良いソフトです。

ちなみに、PDFからJPEGを吐き出す際は少し大きめの解像度(118.11 ピクセル/cm)設定で出力しています。
これだと元がA4データの場合、2,481×3,508ピクセルのデータとして出力されるので、それをJPEGminiにまとめて放り込んで、ファイルサイズの軽量化を行います。

JPEGminiは、そのまま軽量化させても30%以上ファイルサイズを縮めてくれるんですが、今回の場合はさらに縦サイズを基準としてiPad Proの画面解像度におさまるよう縮小変換もかけました。
これにより、最終の画像データは1,932×2,732ピクセル。100MB弱だった全体サイズは、50MB程度に収まりました。

20170412.png四神獣の助けとか全然いらんかったんや...。

20170410.pngこのへんで、だいぶ心が折れそうになりました。

20170407.pngもっと出版関係ツールは整理されてると思ってたんですよね。ぜんぜんそんなことなくてむしろびっくり。
それぞれのツールの位置付けと役割が自分の中で腑に落ちてくるまで、この混乱は続くのでした...。

20170405.pngePubでもまんがを差し込んでるページは大丈夫だったんですけど、章間のコラムとか章扉とかが壊滅的だったんですよねえ。

...というわけで、過程を含めて書き留めとかないと忘れちゃいそうなので、だらだらとしばらく続きます。

20170404.png
この話→「Amazonのワールドワイドっぷりを舐めてましたなという話」の続報です。
あっちの銀行は簡単に預金封鎖しちゃうとかもあるみたいだから、勝手がわからんまま大きなお金は怖くて置けないです...。

30270403.png連日Kindle本のことばっか書いてますけど、基本的に自分で宣伝する以外宣伝してもらえるわけじゃないし露出もなっしんぐなので、「ああ、これもKindle本出版活動フローのひとつなのね」とニヤニヤ観察いただけますと助かります。書いてる方は、手刷りして手売りしてる気分でけっこう楽しんでます。

そんなわけで、出してみて意外だったのが「Kindle本はあらかたどの端末でも読めますよ」ってことが案外知られてないんだなってことでした。電子書籍自体に興味を持ってなかった人からするとそりゃそうなるのは自明の理なんですけど、自分がもう「家族で回し読みする本以外は基本的にKindle本を買う」だったものですっかり普及してる気分でいたんですよね。

本棚を増やしても増やしても埋まっていくので、「わざわざ自分でバラしてスキャンしなくても所蔵しておける」って一点で、もう自分にとって電子書籍はなくてはならないものになってたり。便利ですよ電子書籍。



追記)
最初にアップロードした記事に間違いがありました!
Amazonプライム会員であれば月に1冊無料で読めるオーナーライブラリー特典を使って読むことができる=「無料で読める」というつもりで書いていましたが、この特典を利用するためにはKindle端末が必要となります。
また、Kindle Unlimitedサービスの読み放題対象に入っておりますが、このサービスには別途利用料が必要となります。
勘違いから誤解を生む記事となってしまい、申し訳ありませんでした。

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