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お仕事

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昨日書いた焼き肉屋に行った話の編集さんとは、彼がほぼ新人だった頃に声をかけていただいて、それからなんやかやとかれこれ4~5年ほどお付き合いさせていただいてます。振り返ってみれば、自分もまだぜんぜん食えるかどうかが微妙な時期のことで、その後自分の幅を広げていく上で、一役も二役も買ってもらった編集さんであります。

んでね、はじめて会った頃はほぼ新人だったので、「若いなぁ」って感じの人だったんですが、その後数年のうちにしっかりとした印象に変わってきて、それで昨日ひさびさに会ったらまたさらに大人っぽく…を通り越して老化現象がはじまっているような。

明らかに不健康なやつれ方をしていて、かなり心配になりました。顔のあちこちが黒いんだもん。
一応その場でもやいのやいのと言いましたが、酒の席だったのでどこまでまともに伝わってることやら。

この先もご一緒によろしく…と思う編集さんだけに、お身体を大切にと願うのでありました。

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昨年末からお互いの都合があわなくて、打ち上げ兼忘年会のはずが伸びに伸びてここまで来ちゃってた、とある版元さんとの飲み会が先週末にありました。担当さんと、デザイナーさんという、ともにいっつもお世話になってるお二方に囲まれての席でした。

これが、叙々苑という焼き肉屋さんだったんです。知る人ぞ知る、高級焼き肉店でありますよ。
それで、「上限なしでどぞ」なんて言ってくださる担当さんの声に甘えて、特選肉もひと皿だけ食べさせてもらったりなんかしたんです。ひと皿に薄切り肉2枚で5,000円。注文時に声が震えて、肉が来て、さっと焼いて、口の中でとろけるお肉に、さらに輪をかけてぷるぷる震えが止まりませんでした。

昔々、拙著『新卒はツラいよ!』という本に出てくるイワタニ先輩といつも飲みに行ってた焼き肉屋さんは、「カルビひと皿380円~」が売りの店でした。いっつもいっつもそこに行ってて、それでもじゅうぶんおいしいと思ってたんだけど、ある日イワタニさんが、会社の人に叙々苑へ連れてってもらったことがあったんです。

その翌日。

「キタミ、叙々苑って知ってるか? 肉がな、溶けるんだぞ? 肉のくせして口の中でとろとろ~んと溶けてくんだぞ? こんなでな、こんなサイズで2万円もするんだぞ? 2万円の肉食っちゃったんだぞ?」
…なんてことを、それこそ溶けそうな恍惚とした顔で言うわけですよ。

叙々苑なんて店は知りませんでしたし、肉が溶けるなんてことも知りませんでした。
でも、それから私の中では「いつかは叙々苑」と、それが憧れの象徴みたいになって年を重ねてきたのでした。

あれから10…えーと、12年かな?

そのお肉を、とうとう口にすることができたんです。
なんかもうそれだけで、「オレ、とうとう出世したよ! オレ、やってやったよ!」と叫びたい気分になりました。ああ、おいしかった。本当に溶けるんだもん。おいしかったなぁ。

まぁ、本当に出世というには、自分のフトコロでこういうとこに食べに行くようになってこそ…なんでしょうけどね。うん、無理。そんな無茶は言っちゃダメ。

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昨日、Tech総研の連載でお世話になってる担当の宮さんから、珍しく携帯に電話が入りました。
たいていの用事はメールオンリーで済ませてるのが常なので、「なにか急な用件でも入ったかしら?」と自然と心が身構えてしまいます。

そしたら「先日ご依頼した件なのですが…」と。数日前にいただいた単発の仕事依頼の件でした。
「あれ?その件ならOKですよ?その旨メールでも返したと思いますけども」と伝えたところ、届いてないという返事。昔先方のメールサーバが調子悪くて、メールの遅延とかロストのひどい時期があったもんだから、「またそのせーじゃないんですかー」などと言っていたら、「あ、ありました!」と。

迷惑メールフォルダの中にフィルタリングされていたらしい…。

ウチで使ってるサーバレンタル業者って、広く使われているとこだけに色んな業者が入ってるんですよね。そのせいか、こーした「このドメイン経由のは迷惑メール」というフィルタリングにひっかかってしまう時期があるみたいなのです。そーいや前にもそんなことあったなぁ。

で、「ひでぇ」とか言いながら同時にちょっと冷や汗なわけで。

単発の仕事とか取材の申し込みなんかでこちらにメールしてきて、「あれ?なんだ返答がないなぁ」なんて方がもしいらっしゃいましたら、こちらからのメールが「迷惑メール」としてはじかれてないか、一度ご確認いただけますでしょうか。
どうかよろしくお願いします…と、めずらしく業務連絡な日記なのでありました。

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今朝方までちょこちょこ直した企画書を携えて、今日は東京方面で打ち合わせが2本。1本は書籍の挿絵で、1本が新連載ネタの売り込み。

考えてみれば、ここ数年は依頼してもらった案件をまわすだけで過ごしてたので、「企画書」なるものを書くのってすんげえ久しぶりだったりします。あまりに久しぶりすぎて、以前作り置きしておいたはずの「企画書のひな形ファイル」もどっかに消え失せてた。なんてこったい。

そんなわけで、あらためてシコシコと企画書を1から作成してみたり。ちなみに、今日の打ち合わせでは新連載ネタは1件ですけども、もういっこ検討してもらえるネタがあるので、そちらに向けてもシコシコと作成。計2点。

さて、これがいかなる結果になりますやら。
1月から総ずっこけ…というのは、できれば避けたいところでございます。

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連載を持たせてもらってるWEB+DB PRESS主催の、WEB+DB PRESS Tech Meetingというイベントに行ってきました。イベント後の懇親会で、最後自分の上着を誰かが間違えて着て帰っちゃってて帰るに帰れなくなった寒い冬の夜23:30…なんてトラブルもありましたけども、なんとも楽しい時間を過ごさせていただきました。
あ、上着の方は、しばらく途方に暮れてたら間違いに気づいた方が戻ってきてくれて事なきを得ましたよ。よかったよかった。

で、肝心のイベントの方なんですけども、これ、10年前の自分がいたら目をらんらんと輝かせてたんだろうな~と思って見てました。技術者間の横のつながりとかも見てとれて、それがまた楽しそうなんですよね。いい空気だなーと思いました。うん。
ただ一方で、なんつーか、「個人のがんばりとかスタープレーヤーの出現とかに業界の問題解消を求めてしまう風潮」自体には変化がないんだなぁと思っちゃったのが少し残念というか、変わらないなぁというか。
イベントの性質があるから、会社や業界の構造に文句たれるんじゃなくて、技術者さんにハッパをかける的な話にはなりがちなんだろうな…とは思うものの。

この業界にヒトが来なくなっていて、人気がなくなってて、それは何故だろう、なんで魅力を感じてもらえないんだろう…という話にふれていながら上記の話に終始してたのがひっかかっちゃったんですよね。
個人的には…と書いていったらやたらめったら長くなっちゃったので以降は全部消しちゃった。わははのは。

しかし技評関係の場所に行くと、なんか知らんがリラックスしてしまう自分がいます。やっぱなんつーかホームグラウンド的な落ち着き感があるんだろな。

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SOHO AWARDS」なるものがありまして。つまりはSOHO事業者さんが、日頃の業務で役立つと思うものを推薦しあって、評価して、表彰しようという会なわけですが、こちらの2007年度選考会において、拙著『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。』が、選考委員賞を受賞いたしました。

いやめでたい、パチパチパチ。

残念ながら授賞式には先約があって出席できず。そのため、代わりに出席してきてくれた担当さんから、記念盾が本日こちらに届きました。
賞なんてもんとはとんとご無沙汰な道を歩いてきてるので、なんかこーいうのってうれしいです。

あと、なによりほっとするのが、実際のSOHO事業者さんたちから、拙著が評価いただけたってことです。一番狙っていた層の方々に「お役立ち本」と評価してもらえたんですからそりゃもうね。
推薦くださった皆々様に、感謝のココロでございます。本当にありがとうございました。

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今度は『SE・エンジニアの本当にあった怖い転職話』の発売にあわせて、昨日またまた書店まわりをしてきました。何回もおじゃましたら迷惑になるだけなので、基本的には前回と違う店舗さんにコンニチハと。

そうしたら、いくつかの店舗では新刊本だけじゃなくて、既刊本もあわせて売り場展開してくれてたりするんですね。それも平台だけじゃなくて、本来は棚差し用スペースと思われるところに、本棚全6段中2段分のスペースをまるまる使って面陳してくれてたり。これ、売れてくれんかったら、絶対担当の人怒られちゃうよな…ってくらいに、売り場スペースを贅沢に使わせてもらってました。

中には5年近く昔に出した本も混じってます。
途中で改訂した奴も入れると、ネットワークの重要用語解説なんかは確かまるまる5年近く昔になるんですよね。そうした本が、ジャンル・経過年数を問わず、全部勢揃いして並んでました。

自分がこっちの世界に来て、最初に色々勉強させてもらいながら悪戦苦闘していた時、編集さんからは「半年置いてもらえればいい方なんだよ」という言葉を聞かされて驚きました。次から次へと各社からわんさと新刊が出てくるので、書店の棚って争奪戦なんですよね。だから半年棚に置いてもらえるなんて幸せな方で、たいていが1カ月くらいで、ひどいのになると入荷したダンボールから出してもらえないこともあるんだとか。特にコンピュータ書の世界なんかはそれが顕著なのだそうです。

そんなわけで、ありがたいなぁ…と思う一方で、もうそんなに経ってたのか…と今更ながらに驚きもしたりして。

この時企画を通してくれた編集さんは、その翌年会社をおこして『英語耳』とか『生協の白石さん』とかヒット作に携わりまくっていて、この時のカバーを担当してくれたデザイナーさんは『ヘンな生き物』で自身がベストセラー作家になっちゃってライター業も大忙しになってたり。
みんながドカーンドカーンと花火をあげていくのを横目で見ながら、細々とやってきた我が身なのですけども、こうした売り場スペースを割いてもらえてるのなんかを見ると、それなりに積み重ねてこれた5年間でもあったのかなぁ…とも思えたり。

「キタミさんの本は、バカ売れはしないかもしれないけど、安定して長く数が出てくれるから、安心して仕入れられるんです」

この日、挨拶まわりをする中で、書店員さんにそんなことを言っていただけました。
なんか、幸せもんだよなぁオレ、と思ったのでした。

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ようやく仕事が一段落して、長い長いトンネルを脱することができました。
ほんと、「自由だ~」と叫びたい気分。「うおおおおおぉぉぉ」と、かつての吉田栄作ばりに、叫びながら走り出したい気分です。

走らないけど。まだ終わりきってはないし。

今月は、気がつくと公私ともにバタバタ慌ただしい一ヶ月になりました。公の部分でいえば、まず連載の原稿。それに加えて、単行本化作業が2冊入って、前半後半でそれぞれ別の本にかかりきりという、しかもあっちこっちからゲラがびゅんびゅん飛んでくるという、「なんですかどういう状態ですかこれは」というジェットコースターな日々でした。

んで私の部分。詳細は伏せますが、自分の中ではなによりも最優先の事柄で、やれることはやっておかねばとバタバタと。

しかしなによりも大きな問題は自分自身でした。なんか脳みその疲れが自覚できちゃってたので、極力無理を強いないよう、いたわりながらの一ヶ月間でもあったのです。いたわりながら、でもそれなりにそれなりの量をこなしてもらわんといかん。そのバランス取りがすんごく難しい一ヶ月間でした。

でも、その成果が出たのか、最後の追い込み付近では「久しぶりかも」って思えるくらいの集中力が出たりしてね。ああ、ちゃんと休ませてやれれば、まだしっかりエンジンはかかるんだと、ポンコツヘッドに少し希望が持てましたですよ。やっぱそれなりの年なんだから、自覚するとこはしっかり自覚して気をつかわないといかん。そういうことなんでしょう。

今月かかりっきりだった本たちは、来月再来月と続けて刊行される予定です。
更新できない間、心配してメールくださった皆様、ありがとうございました。

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今月は、仕事的になんだか気がつくとえらい山場を迎えてしまってます。どうにも仕事が消化しきれてなくて、かなりヤバイ。
作業量的に問題というよりも、昨年からずーっとずーっとたまってきてた脳みその疲れが、ここへきていよいよ無視できないほど表に出てきちゃったなという案配で、はっきりいえば作業が遅い。いやがる脳みそを無理矢理押さえつけて仕事に向かわせている…という感じなので、かなり効率が悪いのです。

やれやれだ。

そんなところへ、よくしていただいてる雑誌編集者さんから、仕事依頼の電話がかかってきました。普段なら間違いなく受けるとこなんですが、今月はもう少しの仕事も差し込めないという状況なので、事情を述べてお断りすることになりました。

そしたら、「体調は大丈夫ですか?」…と。

むちゃくちゃはげましてもらいまして、最後は「お互いがんばりましょうね」と言葉を交わして電話を置いて。
めちゃくちゃありがたかったです。と同時に、やっぱり申し訳なくもあり。

ああ、早く今月の山場が終わんないかなぁ。
来月こそは、余裕のある生活目指して仕事量を調整してみせるぞと固く誓う私なのでした。

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今月は、転職百景の単行本化に関係して色んな人にお会いさせていただいてます。
社労士の先生に労務関係の法律的なところを聞いてみたり、精神科の先生にうつ病という職業病について色々聞いてみたりとか。
そんな中、今週は体験談を寄せくださったエンジニアの方々と、座談会をさせていただく機会がありました。

三者三様。個性のはっきりした、それぞれ魅力のある方たちで、話す内容も非常に興味深かったです。
それらについての詳細は、収録予定の書籍にゆずるといたしまして、それ以外のわたし自身の内面的なところで思うことが色々と。

まず、明らかに口べたになっている自分がいました。もうぜんぜん口がまわらない。論理的に、端的に、テキパキとした話し方ができなくなってる。
座談会に来てくださったエンジニアさんがテキパキ話すのを見ていると、なんかこう「かつていた自分」を見るようで、はっきりとなんだか「そうではなくなってしまった自分」を自覚せざるを得ませんでした。

普段、子どもたちと嫁さんとしか会話しなくなっちゃってるもんなぁ。

かつての自分は「切磋琢磨できる環境」を欲していて、それがために「削り合うことこそが最良」とすら思う節もあったりして、のんびりゆったり過ごすことにNGをつきつけていたような気すらします。それはビジネスマンであろうとした結果だったと思うのだけど、過剰でありすぎた気もする。

座談会のエンジニアさんが話すテキパキには、「テキパキと優しく」というニュアンスが含まれていたんですけども、そうした「バファリンの半分は優しさで出来てます」的な優しさは自分の場合含まれていませんでした。

そういう反省とか、一方で「もう戻れないなこりゃ」という思い…郷愁? みたいなもの。そうした色んな感情がないまぜになりながらの帰り道。精神科の先生に聞いた様々を考え合わせると、どう考えても自分がかつてしていた働き方というのは破滅に向かう一方で、さらにはその働き方を今も形を変えてやっちゃってる現状も、やっぱり破滅に向かう一方なんだなぁと。数多くある心当たりをひとつひとつ紐解きながら、ぐるぐるぐるぐる回る脳みその中身とじーっと向き合いながらの帰り道でした。

終電がなくなっちゃったんで、また深夜バスに乗って自宅に着いた午前1時過ぎのこと。

ふと見上げると、星が綺麗なんですよね。

街灯なんかないし、この時間だと門灯もほとんどのお宅で消えちゃってるもんだから、夜空の星がよく見える。空気が透き通っているせいか、星明かりに照らされる夜空のグラデーションも「ああ、綺麗だわ」と見とれるに足るものがあります。

で、「これが欲しかったんだよな」…と。

この星空をただ見るだけはもったいないので、今度星座の勉強をしようと思います。そうして子どもらといっしょに夜空を見ながら「あれが何座で~」とかのたまいたい。

出来なくなっていくことが増える一方で、出来ることというのもこうやって増えていく。自分というのは、極端から極端に走ってしまう性格のようなので、正しく生きるためには今があっていると思えます。
なにより、「どっちが好きか」でこっち側に来て、それに幸せを感じてる自分が今ここにいるんだから、それがすべてなんですよねきっと。

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